背景の削除で画像を透過!

Word 2021, 2019 Microsoft 365
Excel 2021, 2019 Microsoft 365
PowerPoint 2021, 2019 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2309で動作確認しています。
解説記事内の画像はPowerPoint for Microsoft 365のものです。

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被写体がハッキリした形の写真

このページでは、写真なんだけれど、被写体がハッキリした形のもので、かつ背景がゴチャゴチャしていない画像の背景の削除、

背景に何色も使われているイラスト

または、イラストなんだけれど、背景に何色も使われているもの(もちろん1色でもOK)で使える背景の削除をしてまいります。
PowerPoint、Word、Excel共通の機能です。

背景の種類によって背景の削除ツールを使い分け

背景を削除する方法はいろいろあるので、このページの操作前に、「背景の削除どれ使う?画像で使い分け!透明ツール」をご覧いただくと、簡単かつ画像に合った背景削除ツールが分かるのでオススメです。

目次

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背景の削除の前に

マウスホイール

背景の削除では、表示倍率を拡大するととても操作しやすいです。
Ctrlキーを押したまま、マウスホイールをコロコロすると拡大/縮小できます。
私は200%どころか、400%とかにも拡大して作業したりしてます。

表示倍率

もちろん、画面右下で表示倍率を変えることもできます。

背景の削除

画像を選択

背景を削除したい画像を選択し、

[図の形式]タブ

Office 2021 / Microsoft 365 [図の形式]タブの...

[図ツール]の[図の形式]タブ

Office 2019 [図ツール]の[図の形式]タブの、

[背景の削除]

[背景の削除]をクリックします。

背景と認識された箇所

背景と認識された箇所がピンクで表示されます。
最初から背景が完璧に認識されることはほぼないので、認識部分を修正していきます。

[保持する領域としてマーク]ボタン

被写体なのに、背景に含まれてしまった箇所は、その箇所は残してほしいことを伝えるために[保持する領域としてマーク]ボタンをONにし...

[削除する領域としてマーク]ボタン

その逆に、本当は背景として削除対象になってほしいのに、被写体として認識されてしまった箇所は、削除してほしいことを伝えるために[削除する領域としてマーク]ボタンをONにして、

マウスポインターがペンの形になるので、その箇所のフチをなぞります。
なぞっても認識されないときは、さらに表示倍率を拡大すると、うまくいくことがあります。

フチをなぞっても認識しない

また、イラストでは、フチをなぞっても認識してくれないこともあるようです。
このイラストの場合は、鼻の部分。

対象の色の部分をクリック

その場合は、対象の部分をクリックすると、うまく認識してくれることもあります。

[変更を保持]ボタン

修正を終えたら、最後に[変更を保持]ボタンをクリックすると、

背景を削除できた

背景を削除できました!
ただ、この背景の削除機能では、どうしても残った被写体の外周がギザギザになりがち。

表示倍率を100%に戻して画像を確認

表示倍率を100%に戻して、ギザギザ具合が耐えられる程度ならそれでOKですし、それでも気になる場合は、

画像を小さくする

画像を小さくすると目立ちにくくなるので、小さくして使うというのも1つの手です。
ただ、やはり限界はありますので、気に入らなければ、

専用のツールで背景を削除

背景の削除どれ使う?画像で使い分け!透明ツール」でご紹介している他の方法もお試しください。

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