REPT関数と文字で進捗バーや星表示が簡単スグできる!

Excel 2024, 2021, 2019, 2016 Microsoft 365
Microsoft 365は、バージョン2502で動作確認しています。
解説記事内の画像はExcel for Microsoft 365のものです。

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指定した文字を、指定した回数だけ繰り返してセルに表示してくれるREPT関数
「リピートかんすう」と読みます。

この文字を、この回数だけ、繰り返してね

という数式なので、

REPT関数を設定した表

この例では、「★」をB2番地に入力されている数字の回数だけ繰り返して表示します。

この時、Excelには、

数式内の文字は半角ダブルクォーテーションで囲む

というお約束があるので、

数式内の文字は半角ダブルクォーテーションで囲む

繰り返したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲みます。

目次

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REPT関数の入力

REPT関数を入力したいセルを選択

REPT関数は、設定したいセルを選択し、

REPT関数の数式

数式を手入力しても、

REPT関数を設定するダイアログボックス

ダイアログボックスで設定しても、どちらでもOKです。

REPT関数の特徴

REPT関数でエラーが出る

REPT関数で指定する繰り返し回数は「プラスの整数」となります。 なので、数字によってこのような結果になります。

  • 小数の場合は、小数部分を切り捨てた、残りの整数部分が繰り返し回数となります。
  • マイナスの数字ではエラーが表示されます。
  • ゼロのときは何も表示されません。

REPT関数の活用例

進捗バーをREPT関数で

REPT関数で進捗バーを表現

塗りつぶしと白抜きの両方がある記号を使って、「全体のうち、どれ位なのか」を表すことができます。
この例では、全体を「10」として表現している例ですが、

REPT関数とREPT関数を&で繋げる

「■」をB2に入力されている数の分だけ繰り返し表示。
さらに今回の例では全体を「10」としているので、10からB2番地に入力されている数を引き、その引き算の結果の回数分だけ「□」を繰り返し、残りとして表現。
その「■」と「□」の表示を「&」で繋げて表示させることで進捗バーを表現しています。

「■」と「□」が同じ大きさに見えない

この時、フォントによっては「■」と「□」が同じ大きさに見えないことがあります。
気になる場合には、

フォントを変更すると同じ大きさに見える

フォントを変えることで解決します。
(フォントは適当なものをいくつか試してみてください。)

絵文字も使える

REPT関数では絵文字も使える

REPT関数で繰り返す文字には、絵文字も使えます。
ただし、Excelのセルでは絵文字は白黒で表示されてしまいますので、そこは諦めます。
絵文字はWindowsキーを押したまま(ピリオド)キーを押すと簡単に入力できます。
この例では、繰り返したい文字を数式内に直接入力するのではなく、C1番地のセルに入力しているので、

REPT関数の数式

C1番地に入力されている絵文字を、B2番地に入力されている数字の回数だけ繰り返すという数式になります。
この時、C列に入力する数式では、どのセルからもC1番地の絵文字を表示するよう設定したいので、「C1」に絶対参照を指定しています。

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