文書内の画像を、違う画像に変更したいなぁと思った場合、現在の画像を文書から一旦削除して、新たに別の画像を入れ直す方法を取ってしまうと、大きさの調整、位置の調整などなど、元の画像に設定した操作を、もう一度、挿入し直した画像にも行わなければなりません。
マジ面倒です。
そこで!
そんな時は、現在の画像の設定はそのまま、別の画像に入れ替える、「図の変更」という技を使います!
今回は、Word文書の画像を、パソコン内にある別の画像に変更する例でご紹介しますが、ExcelでもPowerPointでも、操作方法は同じです。
図の変更
まずは変更したい画像を、クリックで選択し、選択した画像のところで右クリック、
【Office 2016】
[図の変更]にマウスポインタを合わせ、[ファイルから]をクリックします。
【Office 2013】
[図の変更]をクリックして表示されたダイアログボックスで、[ファイルから]をクリックします。
【Office 2010】
[図の変更]をクリックします。
どの画像に変更したいのか、その画像の場所を指定するダイアログボックスが表示されるので、ダイアログボックス左部や上部を使って写真がある場所を指定し、
画像をクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、
元の画像の設定を引き継いだ状態で、指定した画像に変更することができました!
[図の変更]を使う場合のおすすめ
ただし、[図の変更]を使う場合には、元の画像と、変更後の画像とで、同じ縦横比の画像を使うのがおすすめです。
元の画像と変更後の画像とで、縦横比が違っても、操作自体は問題なくできます。
じゃぁ、どんなことが起こるのかというと、例えば、元の画像の縦横比が16:9なのに、変更後の画像として4:3の画像を指定したとします。
図の変更なので、元の画像の設定は引き継ぐものの、画像の縦横比が元の画像とは違うため、画像の高さだけが引き継がれました。
じゃぁ幅はどうなったかというと、その引き継いだ高さに合わせて、変更後の画像の比率である4:3になるよう、幅が調整されました。
せっかく[図の変更]を使ったのに、結局、高さを引き継ぐのか、幅を引き継ぐのかはOfficeが自動で決めるため、イメージどおりの変更にならないこともあるわけです。
そんな理由から、元の画像と、変更後の画像とで、同じ縦横比の画像を使うのがおすすめです。