プロパティでファイル管理

プロパティとはその文書の特徴を表す情報のこと。
Word・Excel・PowerPoint文書にプロパティを設定することで、文書管理をしやすくすることができます。
また、Wordではプロパティに設定した項目を、文書中に活用する機能がたくさんあるので、それらの機能を活用するためにも、プロパティは押さえておいて損の無い機能です!

プロパティでファイル管理の操作画像1 プロパティを設定したい文書を開いた状態で、[Officeボタン]−[配布準備]−[プロパティ]をクリックします。

プロパティでファイル管理の操作画像2 リボンの下にドキュメント情報パネルが表示されます。

プロパティの各項目をすべて埋める必要はありません。
自分が必要だなと思う項目だけを埋めればOKです。

プロパティでファイル管理の操作画像3 [作成者]は[ユーザー設定]に登録してあるユーザー名が自動的に表示されますが、もちろん変更してもOKです。

例えば下の図の[キーワード]欄のように、複数のものを設定したい場合には半角セミコロン(;)で区切ります。
プロパティでファイル管理の操作画像4

プロパティでファイル管理の操作画像5 [状態]はどんなことを入力すればいいんだろう?と思ったりしますが、「未チェック」「チェック済」「作業中」など、自分が分かりやすいその文書の状態を入力すればOKです。

プロパティでファイル管理の操作画像7 [ドキュメントのプロパティ]−[詳細プロパティ]をクリックすると、

プロパティでファイル管理の操作画像8 ダイアログボックスが表示され、更に詳しい情報を設定できます。

[会社名]はこのダイアログボックスの[ファイルの概要]タブで設定できます。

プロパティでファイル管理の操作画像6 設定が終わったら、ドキュメント情報パネル右上の、[閉じる]ボタンをクリックします。

ファイルアイコンからの操作

プロパティでファイル管理の操作画像9 Windows Vistaでは、文書が保存されているフォルダのウィンドウを開き、その文書ファイルをクリックで選択すると、ウィンドウ下部にプロパティで設定した情報が表示されます。
このプロパティの各内容部分を直接クリックして入力することもできます。

ちなみにここで表示される[タグ]とは、先程の[キーワード]と同じです。

プロパティでファイル管理の操作画像10 また、文書ファイルをクリックで選択後、右クリック、[プロパティ]をクリックすると、

プロパティでファイル管理の操作画像11 ダイアログボックスが表示されるので、[詳細]タブで情報を入力することもできます。

検索での活用

プロパティでファイル管理の操作画像12 Windows Vistaでは、[スタート]ボタンをクリックして表示される[スタートメニュー]の一番下で、ファイルの検索ができるわけですが、

プロパティでファイル管理の操作画像13 例えばここに「未チェック」と入力するだけで、「未チェック」という情報を持つファイルがあっという間に表示されます。

こんな活用の仕方があるので、ぜひプロパティを設定してみてください!

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