「PowerPointとは一体何？」という時、実際の人間の生活に例えて考えるといいんじゃないかと思います。
私たちはたくさんの道具を使って生活しています。
食べ物を冷やして保存する「冷蔵庫」という道具、食べ物を温める「電子レンジ」という道具、掃除をする時に使う「掃除機」という道具、などなど。
それぞれの道具には役割があります。
食べ物を温めたいのに「掃除機」を使う人はいませんよね？
そしてそれぞれの道具も、各メーカーさんからいろんな製品が出ています。
パソコンで何かをする時も同じです。
請求書や見積書、もっと身近なところで言うと、家計簿などなど、計算が発生する文書を作りたい時は、計算をパパッとやってくれちゃう「表計算ソフト」という道具を使います。
それに対し、お知らせ、手紙、案内文、パンフレットなどなど、計算が発生しない、一般的な文書を作りたい時には「ワープロソフト」という道具を使います。
そして「プレゼンテーションソフト」という道具もあります。
これは、プレゼン中に、大きなスクリーンに映し出して使う資料や、
商談中に、PCの画面やタブレットに表示して、相手に見せる文書を作るときに使う道具です。
先程の電化製品と同じで、パソコンで何かをする時も、計算が発生する文書を作るときは「表計算ソフト」、プレゼン資料を作る場合には「プレゼンテーションソフト」と、それぞれの役割に応じた道具を使い分けるわけです。
そしてこれらの道具も、各メーカーさんからいろんな製品が出ています。
その「プレゼンテーションソフト」という道具の中でも、マイクロソフトという会社から出ている製品が「PowerPoint」です。
PowerPointには、資料となる画面を見せながら、相手に説明するための様々な機能などが用意されています。
そして、同じ製品でも、年月の経過とともに新しい製品が出て、「年式」というのがあるのと同じように、PowerPointにも「年式」のようなものがあります。
それが「バージョン」です。
基本的な考え方や使い方は同じでも、バージョンによって、機能の改良による操作の違いがあったり、以前のPowerPointには無いけれど最近のPowerPointにはある、という機能もあったりするので、自分が使っているPowerPointのバージョンを知っておくことも大事なことです。
お使いのPowerPointのバージョンが分からない方は、「Word・Excel・PowerPointのバージョンを確認」で、バージョンの調べ方をご覧いただけます！
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