ヘッダー領域とフッター領域の大きさを変更

練習用データ(51.1KB)
Word 2016, 2013, 2010
解説記事内の画像はWord 2016のものです。

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ヘッダー領域とフッター領域

文書の上余白にあるヘッダー領域、下余白にあるフッター領域の具体的な使い方は、「ヘッダーとフッターの基本を図解で完全マスター!」でご紹介していますが、今回のお題は、このヘッダー領域やフッター領域を、大きくしたり小さくしたりする方法。

ヘッダー領域でダブルクリック

まずは、「ヘッダーとフッターの基本を図解で完全マスター!」でご紹介しているように、ヘッダー領域をダブルクリックし、ヘッダー領域とフッター領域を作業できる状態にしておきます。
(ダブルクリックするときのマウスポインタの形は、図のような白い矢印の形の他に、Iの形の場合もあります。)

ヘッダー領域とフッター領域が作業できる状態になった

ダブルクリックでヘッダー領域とフッター領域を作業できる状態にすると、

[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブ

リボンに[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブが表示されます。

目次

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ヘッダー領域を大きくする

[上からのヘッダー位置]

ヘッダー領域の大きさを変更するときに使うのが、この[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブ、[位置]グループにある[上からのヘッダー位置]。
規定では15mmになっているので、

[上からのヘッダー位置]が15mmの場合のヘッダー領域の大きさ

用紙の上端より15mmのところから、本文のところまでがヘッダー領域となります。

もし、ヘッダー領域を広げたいならば、用紙の上端からヘッダーが始まる位置までの距離を短くすれば、その分、ヘッダー領域を大きくすることができるので、

[上からのヘッダー位置]を6mmに設定

試しに[上からのヘッダー位置]を「6mm」にしてみましょう。

ヘッダー領域が大きくなった

用紙の上端からヘッダーが始まる位置までの距離を短くしたことで、ヘッダー領域を大きくすることができました!
もし[上からのヘッダー位置]にちゃんと設定したのに、ヘッダー領域の大きさが変わらない場合は、設定する際の入力のコツを知っておきたいところ。
まずは焦らず「数字の設定で使うスピンボックス」をご覧ください。

ヘッダー領域により多くの行を入力できるようになった

このように、ヘッダー領域を広げることで、より多くの行をヘッダーに入力することもできます。

ヘッダー領域を小さくする

[上からのヘッダー位置]を長く設定

逆に、用紙の上端からヘッダーが始まる位置までの距離を長くすれば、

ヘッダー領域を小さくした

その分、ヘッダー領域を小さくできるので、

ヘッダーと本文が近づいた

ヘッダーに入力した文字と、本文を近づけることができます。

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[フッターに移動]ボタン

今度はフッター。
フッターを確認しながら操作したいので、[フッターに移動]ボタンをクリックして、

フッター領域が見えた

フッター領域が見えるようにしておきます。
今回の例では、フッターには既に「ページ数/総ページ数」が表示されるように設定されています。

[下からのフッター位置]

フッター領域を広げたり狭めたりするときに使うのが、同じ[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブ、[位置]グループにある[下からのフッター位置]。
規定では17.5mmになっているので、

[下からのフッター位置]が17.5mmの場合のフッター領域の大きさ

用紙の下端より17.5mmのところから、本文のところまでがフッター領域となります。

[下からのフッター位置]を22mmに設定

もし、フッター領域を小さくしたいのなら、用紙の下端からフッターが始まる位置までの距離を長くすれば、その分、フッター領域を小さくできるので、試しに[下からのフッター位置]を「22mm」にしてみると、

[下からのフッター位置]が22mmの場合のフッター領域の大きさ

用紙の下端からフッターが始まる位置までの距離を長くしたことで、フッター領域を小さくすることができました。

フッターと本文が近づいた

フッター領域が小さくなったので、フッターに入力した文字と、本文が近づきます。

逆に、用紙の下端からフッターが始まる位置までの距離を短くすれば、その分、フッター領域を大きくすることができます。

[下からのフッター位置]を8mmに設定

試しに[下からのフッター位置]を「8mm」にすると、

[下からのフッター位置]が8mmの場合のフッター領域の大きさ

用紙の下端からフッターが始まる位置までの距離を短くしたことで、フッター領域を大きくすることができました!

フッター領域を大きくすれば、より多くの行をフッターに入力することができるわけですが、フッターに複数行を入力するときは少し戸惑ってしまうかも。

フッターの先頭行

フッターを入力し始められる場所は、[下からのフッター位置]で設定したところ。
フッターの先頭行を入力し、改行して次の行を入力していくことで、

フッターに複数行を入力

フッターの文字がどんどん上に上がっていくイメージです。
普段どおり、上から下に向かって入力していく感じではないので、最初はちょっと戸惑うかもしれません。

[ヘッダーとフッターを閉じる]ボタン

ヘッダー領域とフッター領域での作業が終了したら、[ヘッダーとフッターを閉じる]ボタンをクリックし、ヘッダー領域とフッター領域での作業が終了したことをWordさんにお知らせします。

ページ設定からでも設定できる

[上からのヘッダー位置]と[下からのフッター位置]

今回は、予めダブルクリックしてヘッダー領域とフッター領域を作業できる状態にし、そうやってはじめて表示される[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブ、[位置]グループにある[上からのヘッダー位置]と[下からのフッター位置]で操作をしました。

[レイアウト]タブ、[ページ設定]グループにあるダイアログボックス起動ツール

ですが、ヘッダー領域とフッター領域を作業できる状態にしなくても、
Word 2016
[レイアウト]タブ、[ページ設定]グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックして表示される、[ページ設定]ダイアログボックスでも設定できます。
Word 2013・2010
[ページレイアウト]タブ、[ページ設定]グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックして表示される、[ページ設定]ダイアログボックスでも設定できます。

[ページ設定]ダイアログボックス

[ページ設定]ダイアログボックスでは、[その他]タブ、[ヘッダーとフッター]の、[用紙の端からの距離]で設定できます。

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