お使いのパソコンから印刷できるプリンターが複数ある場合には、印刷前に、どのプリンターから印刷するのかを選びます。
特にWordとExcelでは、用紙サイズや余白を設定する前にも、どのプリンターから印刷するのかを選んでおくことで、適切な設定をすることができます。
【 目次 】
プリンターを選択する
それでは、印刷を行うプリンターを選択してみましょう。
[ファイル]タブをクリックし、
切り替わった画面の左側で[印刷]を選択、[プリンター]欄の[▼]をクリックして、
一覧から使いたいプリンターを選びます。
このまま印刷に関連する操作をしたい場合には、この画面で続きの操作を、
【Office 2016・2013】
元の文書画面に戻りたい方は、画面左上の[←]をクリックします。
【Office 2010】
元の文書画面に戻りたい方は、[ファイル]タブ以外のタブをクリックします。
ただし、このプリンターの選択は、一旦WordやExcel、PowerPointを終了してしまうと、次に起動する際には、通常使うプリンターとして設定されているプリンターが選択された状態に戻ります。
毎回プリンターを選択するのが面倒な方は、次の「通常使うプリンターの設定変更」の章をご覧ください。
通常使うプリンターの設定変更
毎回プリンターを選ぶのが面倒な場合には、よく使うプリンターを「通常使うプリンター」として設定しておくと、そのプリンターを使う際にいちいち選択する必要がなくなり、便利です。
「通常使うプリンター」に設定されているものには、図のようなマークが付いていますので、もし別のプリンターを「通常使うプリンター」にしたい場合には、「通常使うプリンター」の設定を変更します。
(ただし、Windows 10をお使いの方は、よく使うプリンターに既に「通常使うプリンター」のマークが付いていても、設定が変わってしまうことがありますので、このまま最後までご覧ください。)
変更方法は、お使いのWindowsのバージョン(OfficeじゃなくてWindows)によって異なります。
そもそも、Windowsのバージョンがいくつなのかが分からない!という方は、「Windowsのバージョンを確認するには」をご覧ください。
そして、Windowsの各バージョンごとの、通常使うプリンターの変更方法は、NEC LAVIE公式サイトさんが、分かりやすく解説してくださっていますので、下記のリンクからご覧ください。
- 通常使うプリンターを変更する方法(NEC LAVIE公式サイトさん)
【Windows 10】
また、Windows 10をお使いの場合、「通常使うプリンター」のマークが付いているにも関わらず、次にOfficeを起動したときには、このマークが別のプリンターに付いていることがあります。
これは、たまにしか使わないプリンターだったとしても、それが最後に使ったプリンターだと、自動的に通常使うプリンターとして設定し直されるというもの。
「最後に使ったプリンターを通常使うプリンターにする設定」が有効になっているときに起こります。
この設定を有効にしておくか、無効にするかは、完全にお好みで、私も有効にしている時期があったり、無効にしている時期があったりします。
もし、この設定を無効にしたい場合には、NEC LAVIE公式サイトさんで紹介されている「Windows 10で通常使うプリンターが勝手に変更される場合の対処方法」の設定を行います。
(最初にご紹介した「通常使うプリンターを変更する方法」で、通常使うプリンターを設定した場合には、この自動で変わる設定は、既に無効になっています。)