プレースホルダ内にどんどん文字を入力していき、
プレースホルダに収まりきらない位たくさんの文字を入力しても、自動的に文字のサイズを小さくして、ちゃんと収まるようにしてくれる自動調整機能。
「自動調整は働いてくれなくていいんですけど」といった場合、各プレースホルダごとに個別に自動調整されないようにする方法は「文字が自動で小さくなる!」のページでご紹介しています。
でも、今後作成していくスライドには、もうずっと自動調整が働かないようにしたい!といった場合には、この機能自体をオフにすることができます。
[Officeボタン]をクリックし、[PowerPointのオプション]をクリックします。
表示されたダイアログボックスの左側で[文章校正]を選択し、更に右側で[オートコレクトのオプション]をクリックします。
[入力オートフォーマット]タブ、[入力中に自動で書式設定する項目]欄の左図の2つが、今回ご説明する自動調整機能に関するものです。
タイトルを入力するプレースホルダの自動調整をOFFにしたい時は、先程のダイアログボックスで[テキストをタイトルのプレースホルダに自動的に収める]のチェックをはずします。
スライドの内容(本文)を入力するプレースホルダの自動調整をOFFにしたい時は、先程のダイアログボックスで[テキストを本文のプレースホルダに自動的に収める]のチェックをはずします。
もちろん両方OFFにしたい場合には、両方のチェックをはずせばOKです。
また、既に自動調整が行われているプレースホルダがある場合には、そのプレースホルダ内にカーソルを入れると、プレースホルダの左下にスマートタグの[自動調整オプション]ボタンが表示されます。
このボタンをクリックし、[オートコレクトオプションの設定]をクリックしても、先程のダイアログボックスを表示させることができます。
この操作の注意点
この操作はあくまでも、今後自動調整が働かないようにする操作なので、先程のダイアログボックスでチェックをはずしても、既に自動調整されているプレースホルダ内の文字の大きさを、元のサイズに戻すことはできません。
先程のダイアログボックスでチェックをはずすと、
スマートタグの[自動調整オプション]ボタンから自動調整するかしないかを選択する項目が表示されなくなるため、既に自動調整されている文字の大きさを、このスマートタグを使って元のサイズに戻すことができなくなります。
というわけで、既に自動調整されているプレースホルダ内の文字の大きさを、元のサイズに戻し、なおかつ今後自動調整が働かないようにしたい場合には、スマートタグで既に行われた自動調整を、自動調整しない状態に戻してから、先程のダイアログボックスでチェックをはずします。
この時、既に自動調整が行われたプレースホルダが複数ある場合には、1つずつ個別に自動調整しない状態に戻してから、先程のダイアログボックスでチェックをはずします。