今まで頑張って作成してきたスライドを、
プロジェクターを使って大きく映し出して、たくさんの人に見てもらったり、
使っているパソコンの画面いっぱいいっぱいに表示して、目の前の人に見てもらったりするのが「スライドショー」という機能です。
プロジェクターを使って、スライドを大きく映し出したい方は、スライドショーを開始する前に、PCとプロジェクターを接続する前準備が必要ですが、それについてはプロジェクターの取扱説明書を見て頂いたり、発表する会場の担当者さんに聞いてみてください。
また、下記のサイトさんも、とても参考になります。
- スライドの発表(2) 〜 プロジェクターで投影 〜 (Webサイト「基礎からわかる!パソコン入門・再入門」さんのコンテンツです。)
スライドショーの開始
それでは早速スライドショーを開始してみましょう!
PowerPointを起動し、スライドショーとして表示させたいファイルを開きます。
[スライドショー]タブ、[スライドショーの開始]グループにある、[最初から]ボタンか、[現在のスライドから]ボタンのどちらかをクリックすると、スライドショーが開始します。
言わずもがなですが、[最初から]ボタンをクリックした場合には、必ず先頭のスライドからスライドショーが始まります。
でも、今作業しているこのスライドが、スライドショーだとどんな感じになるのか確認したい!などという時には、[現在のスライドから]ボタンをクリックすると、
そのスライドからスライドショーが開始します。
これも説明するまでもないかもなのですが、スライド一覧表示の時に[現在のスライドから]ボタンをクリックすると、選択しているスライドからスライドショーが開始しますヨ。
【PowerPoint 2013】
PowerPoint 2013で、尚且つPCにプロジェクター等を接続している場合には、スライドショーを開始すると、みんなに見せる画面の方には、通常どおり、いっぱいいっぱいにスライドが表示されますが、自分が使うPCには、下の図のような発表者用の画面が、自動的に表示されます。
【PowerPoint 2013】
左の図のような発表者の画面の場合も、下記の章でご紹介するスライドショー中の基本的な操作は同じです。
スライドショー中の基本的な操作
スライドショー中は、マウスをクリックするか、キーボードの[Enter]キーを押すことで、次のスライドが表示されます。
画面上のマウスポインタは、しばらく動かさないでいると、邪魔にならないよう非表示になってくれます。
でも、マウスをちょっと動かせば、再び表示されます。
マウスポインタが表示されていようが、非表示になっていようが、クリックや[Enter]キーで次のスライドが表示されるので、マウスポインタの状態にこだわる必要はありません。
また、スライドにアニメーションなどが設定されている場合には、同じくクリックや[Enter]キーを押していくことで、順に再生されていきます。
一番最後のスライドが表示された後、もう一度クリックしたり[Enter]キーを押すと、画面が真っ黒になります。
スライドが表示されていない分、発表者に視線を集めることができるので、この状況を利用して、最後の締めの挨拶や、質疑応答をしてもいいかもしれません。
上記の真っ黒な画面の後、次のクリックや[Enter]キーで、スライドショーが終了し、作業時の画面に戻ります。
標準表示でスライドショーを開始していたら標準表示に、スライド一覧表示でスライドショーを開始していたらスライド一覧表示に戻ります。
また、スライドショーは最後までいかなくても、途中で止めることができます。
キーボードの[Esc]キーを押せば、途中でもスライドショーが終了し、作業時の画面に戻ります。
是非覚えておきたいショートカットキー
先程はリボンにあるボタンを使って、スライドショーを開始させましたが、キーボードのキーを使っても、スライドショーを開始させることができます!
[F5]キーを押せば、先頭のスライドからスライドショーが始まります。
[Shift]キーを押したまま[F5]キーを押せば、現在のスライドからスライドショーが始まります。
また、余談ですが、画面右下にある、左の図のボタンをクリックしてもスライドショーを開始できます。
この場合は、現在のスライドからの開始となります。
スライドショー開始方法のまとめ
というわけで、スライドショー開始の方法をまとめると、次のようになります。
先頭のスライドから | 現在のスライドから | |
---|---|---|
リボンのボタン | ||
ショートカットキー | [F5] | [Shift]+[F5] |
その他 | − | 画面右下の |