「縦書き時の英数字の表示の違い」でご紹介しているように、PowerPointでのプレースホルダや図形、そして、Excelでの図形(縦書きテキストボックスを除く)内の縦書きの文章では、半角数字は、2桁ずつ横に並んで表示されます。
半角の数字を入力した時点で、「横組み」という機能が自動的に設定されるので、このような表示になります。
「平成32年」や「7月」といった2桁までの数字なら、綺麗に表示されるのでありがたいのですが、「西暦2020年」のような4桁の数字になってくると、2桁ずつ分かれてしまうため、どうにもこうにもブサイクです。
Wordには「縦中横」という機能があるので、4桁の数字でも横に並べて表示させることができるのですが、PowerPointやExcelにはこの機能がありません。
かと言って、「西暦2020年」のような文章を、数字が2桁ずつ分かれた状態のまま放置するのは、さすがに気が引けます。
そこで、半角数字に自動的に設定された「横組み」を解除して、半角の英文字と同じように、クルッと90度回った表示にすることで、良しということにします。
では早速操作をスタートしたいところなのですが、「横組み」のボタンは、既定値では画面に表示されていません。
そこで、まずは画面にボタンを表示させるところから始めます。
画面の左上、ちょうど[ホーム]タブや[挿入]タブの上の部分に、よく使うボタンを格納できる[クイックアクセスツールバー]があります。
この[クイックアクセスツールバー]の右端にある、[▼]をクリックし、一覧から[その他のコマンド]をクリックします。
表示されたダイアログボックスの上部にある[コマンドの選択]で、[リボンにないコマンド]を選択すると、その下にボタンの一覧が表示されます。
この一覧から頑張って「横組み」を探し出し(笑)、クリックで選択後、[追加]ボタンをクリックすると、
右側の欄に「横組み」が入ります。
クイックアクセスツールバーに、このボタンを追加しますよ、という操作をしたわけです。
ダイアログボックス右下の[OK]ボタンを押して、ダイアログボックスを閉じます。
これで、クイックアクセスツールバーに、[横組み]ボタンを追加することができました!
準備が終わったので、早速操作していきます!
横組みを解除したい文字をドラッグでなぞって範囲選択します。
この時、範囲選択しようとしている部分は、あくまでも縦書きの文章の一部分なので、範囲選択でのドラッグの方向は、左右方向ではなく、図のような上下方向となりますヨ。
範囲選択することができした。
範囲選択した部分は、現在、横組みの状態になっているわけですから、クイックアクセスツールバーの[横組み]ボタンもONの状態になっています。
そこで、このボタンをクリックでOFFにすると、
横組みを解除することができたので、半角の英文字と同じように、クルッと90度回った表示になりました。
もちろん、1桁の数字も、2桁の数字も、4桁の数字と同じように横組みを解除することができます。
操作ももちろん同じ。
解除したい数字を範囲選択して、クイックアクセスツールバーの[横組み]ボタンをOFFにするだけです。
でも、1桁の数字を範囲選択する際、どうしても数字だけが選択できず、その後ろの文字も一緒に選択されてしまうことがあります。
例えば、左の図の場合だと、「7」だけを選択したいのに、「7月」と、「月」という文字まで選択されてしまうことがあります。
その場合には、一旦「月」の後ろまでドラッグし、ドラッグを続けたまま「7」までドラッグを戻すと、うまく「7」だけを選択できます。
解除したい数字を選択できたら、[横組み]ボタンをOFFにします。
1桁の数字も、横組みを解除することができました!
これで操作は終了したわけですが、[横組み]ボタンを今後も結構使うだろうな・・・という方は、ボタンはこのままでいいのですが、こういうことは滅多に無いから、たぶんほとんど使わないだろうな・・・という方は、クイックアクセスツールバーから[横組み]ボタンを外します。
[横組み]ボタンのところで右クリック、
[クイックアクセスツールバーから削除]をクリックすると、クイックアクセスツールバーから[横組み]ボタンを外すことができます。
もちろん、またこのボタンを使いたくなったら、最初にご紹介した方法でボタンを出せばいいだけなので、クイックアクセスツールバーからボタンを外すか外さないかは、お好みで大丈夫ですヨ。