文書のイメージを簡単に変えることができる「テーマ」。
一体、「テーマ」がどんな機能なのかというのはテーマとはを見ていただくことにして、今回はテーマをワード文書に設定する方法をご紹介します!
[ページレイアウト]タブ、[テーマ]グループの[テーマ]ボタンをクリックすると、
テーマの一覧が表示されるので、好みのテーマをクリックします。
今回は「トラベル」を設定してみます。
ちなみに、自分でテーマを設定していなくても、新規文書には既定で「Office」テーマが設定されています。
文書のテーマが「トラベル」になりました!
テーマの一部変更
テーマとはでご紹介しているとおり、テーマは配色・フォント・効果の3要素から成り立っています。
全体的なイメージはこれでいいけど、フォントだけが気に入らないなぁ、といった時などのために、
この3要素をバラバラに設定できるようにもなっています。
「フォント」ボタンをクリックすると、一覧が表示されます。
各テーマにフォント名が2つずつありますが、上にあるものが見出しのフォント、下にあるものが本文のフォントです。
例えば「ビジネス」を選べば、見出しも本文もMS Pゴシックになりますよ、という意味です。
これで全体的なテーマは「トラベル」、だけどフォントのテーマのみ「ビジネス」に設定できました!
リボンに表示されるボタンに注目!
設定してあるテーマに合わせて、[表のスタイル]や[図形のスタイル]に表示されるものが変わります。
[フォントの色]や[図形の塗りつぶし]ボタンに表示される色の一覧も、設定しているテーマによって変わってきます。
こういったボタンの中の[テーマの色]を設定した文字や図形は、他のテーマに変更すると、連動してそのテーマに合わせた色に変わります。
テーマを設定したけど変わらない?!
テーマは、見出し・本文のフォントが設定されている箇所、SmartArt、スタイルやテーマの色が設定されている図形や表に効いてきます。
見出しのフォントを使用していない(本文のフォントだけを使用している)、SmartArtも無い、図形や表にスタイルやテーマの色を設定していないといった文書にテーマを設定しても、
実質、本文の部分しか変化しないので、変化が分かりづらいです。