複合グラフ・2軸グラフの作成の要領でまずは全体を縦棒グラフとして作ったものの、いざ折れ線グラフにしたい系列を選択しようと思っても系列が無いっ！
でも、凡例を見てみると、折れ線グラフにしたい系列は確かにグラフの中に入っているんです。
系列を直接クリックで選択できない時には、［グラフの要素］ボックスが解決してくれます！
グラフを選択すると、［グラフツール］が表示されます。
［グラフツール］−［レイアウト］タブ、［現在の選択範囲］グループにある、下の図のものが［グラフの要素］ボックス。
［▼］をクリックし、一覧から選択したい系列を選ぶと・・・
見えていなかった系列を選択することができました！
要は、他の縦棒の系列に対して数値が小さすぎるため、存在するのに見えていなかっただけなんです。
あとは複合グラフ・2軸グラフの作成と同じ要領で、選択した系列のところで右クリック、［系列グラフの種類の変更］をクリックして、グラフの種類を変更すればいいわけですが、系列が見えづらいため右クリックしづらければ、やはりボタンを使います。
折れ線にしたい系列が選択されている状態で、［グラフツール］−［デザイン］タブ、［種類］グループの［グラフの種類の変更］ボタンをクリックして、
グラフの種類を変更することができます。
更にその折れ線グラフ用に第2軸を設定するわけですが、折れ線グラフを選択した後、複合グラフ・2軸グラフの作成のように、右クリックでの操作がしづらければ、
［グラフツール］−［レイアウト］タブ、［現在の選択範囲］グループの［選択対象の書式設定］ボタンで、第2軸を設定するためのダイアログボックスを表示させることができます！
［選択対象の書式設定］ボタンは、プロットエリアを選択している状態で押せば［プロットエリアの書式設定］ダイアログボックスが、系列を選択している状態で押せば［データ系列の書式設定］ダイアログボックスが表示される、という風に、現在選択しているパーツに合わせた書式設定ダイアログボックスが表示される仕組みになっているので、第2軸を設定する際は、第2軸に設定したい系列を選択した状態でこのボタンを押すことをお忘れなく！
これでトラブル解決！
複合グラフを作ることができました！
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