ピボットテーブルとは
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「ピボットテーブルとは何?」「どうして必要なの?」「何が便利なの?」
そんな、ピボットテーブルへのそもそもの疑問は、超シンプルなデータを使って見ていくと、とっても理解しやすいんです。
これは、「誰が、何を、いくら売ったのか」を、1件売ってくるごとに記録した表です。
藤谷さんが、りんごを、100円分売ってきました、
また別件で、同じ藤谷さんが、りんごを、今度は600円分売ってきました、のように、この表は、1件売ってくるごとにその内容を記録したものです。
データを記録していくときには「データベース作成のお作法」にのっとって記録していきます。
そして、このように記録していったデータを、
様々な角度で集計できるのが、ピボットテーブルなんですが、その「様々な角度」っていうのが分かりづらいわけです。
そこで、その「様々な角度」なるものを、実際のピボットテーブルで見ていきましょう。
「データベース作成のお作法」にのっとって、日々記録したデータを、
ピボットテーブルという機能を使って、「商品ごと」に集計したのがこれ。
これを見ると、りんごの売上金額が高いので、「うちの主力商品は、りんごじゃん♪」とか、オレンジの売上金額が圧倒的に低いので、「オレンジ売るのやめて、他の商品扱った方が良いかしら?」みたいなことを考えるきっかけにできます。
ここでは、「商品ごと」という角度から売上金額を見てみたわけですが、
ピボットテーブルの良いところは、簡単な操作で、見る角度を変えられるところなので、ちょちょいと操作するだけで、
今度は「担当者ごと」という角度から、売上金額を見ることができます。
この集計を見ると、「うちの店は佐々木さんが頑張ってるな」とか、そういうことを把握できるわけです。
そして繰り返しますが、ピボットテーブルの良いところは、簡単な操作で、見る角度を変えられるところなので、これまた、ちょちょいと操作するだけで、
今度は「担当者ごと」「商品ごと」の両方の角度から、売上金額を見ることができます。
すると、「売上1位の佐々木さんは、りんごだけに注力しているのか」とか、「水野さんは桃を売るのが得意みたいだからセールストークを聞いてみよう」みたいなことを考えるきっかけにできます。
いろんなところで「ピボットテーブルは覚えた方がいいよ」みたいなことを言われるのは、こんな風に様々な角度からデータを見ることで、状況を把握したり、仮説を立てたりすることができるから。
しかも、ちょちょいの操作でできちゃう。
というわけで、
ピボットテーブルとは、
日々記録した大量のデータを、様々な角度で集計できる機能のこと。
そして、ピボットテーブルという機能を使って集計したもの自体も、ピボットテーブルと呼んだりするので、「このピボットテーブルを見てください」みたいに言うこともあります。
今回は、「ピボットテーブルとは」を知るために、超シンプルなデータを使ってご説明しましたが、実際のところは項目も多く、件数の多いデータを、
ピボットテーブルを使って集計することになるでしょう。
そんなわけで、ピボットテーブルの操作方法は、「ピボットテーブルの作り方」ページで、件数が大量にある練習用データを使いながら、マスターしていきましょう!
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