Office 2007では、Wordでのワードアート、ExcelとPowerPointでのワードアートで、操作が異なるため、何かと戸惑いがちです。
このページでは、ワードアートの大きさを変更する操作を、それぞれの違いを見ながらまとめていきたいと思います!
まず1つ目にご紹介するのは、ワードアートの「大きさを変更する方法」と言うより、「文字サイズを変更する方法」と言い換えた方がイメージし易いと思います。
【Word 2007】
まずはWordの場合から。
ワードアートを選択すると、
リボンに、[ワードアートツール]、[書式]タブが表示されます。
この[書式]タブ、[テキスト]グループの[テキストの編集]ボタンをクリックします。
ワードアートを挿入した時に使ったのと同じダイアログボックスが表示されるので、好みのフォントサイズを選択します。
[OK]ボタンをクリックすれば・・・
ワードアートの文字サイズを変更することができました!
【Excel 2007/PowerPoint 2007】
次はExcelとPowerPointの場合です。
ワードアート全体を選択し、
普通に入力した文字のフォントサイズを変えるのと同じ要領で、フォントサイズを変更するだけなんです!
Excel 2007とPowerPoint 2007で新しくなったワードアート。
ワードアートは「図形のお友達」なのに、普通の文字と同じような操作ができるようになったんです!
これで、文字のサイズを変更することができました。
また、ワードアート全体ではなく、ワードアートの一部の文字を選択し、
フォントサイズを変更することもできます!
普通の文字と同じような扱いができるわけですから、更に[フォントの色]ボタンで色を変えることもできるので・・・
こんなワードアートでの表現も可能です!
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ドラッグで大きさを変更
ワードアートは「図形のように扱える文字」、つまり「図形のお友達」です。
というわけで、図形のサイズを変える時と同様、ドラッグでも大きさを変えることができます。
【Word 2007】
まずはWordの場合から。
ワードアートを選択すると、周囲に青いポッチが表示されます。
このポッチをサイズ変更ハンドルと言います。
四隅以外のサイズ変更ハンドルは、高さのみ、横幅のみと、片方だけの大きさを変えるためのもの。
四隅のハンドルは、高さも幅も一緒に変更することができます。
ハンドルのどれかにマウスポインタを合わせ、マウスポインタが両矢印の形になったら、内側または外側に向かってドラッグすればOKです!
四隅のハンドルは、高さも幅も一緒に変更できるものですが、ただ一気に変えられるだけで、縦横の比率を保ったまま大きさを変えるものではありません。
というわけで、ドラッグの塩梅で文字が縦長の印象だったり横長の印象になったりします。
もし、縦横の比率を保ったまま大きさを変えたい場合には、四隅のハンドルのどれかにマウスポインタを合わせ、[Shift]キーを押したままドラッグすれば、
うまくいきます!
【Excel 2007/PowerPoint 2007】
ExcelとPowerPointの場合、ワードアート全体を選択後、Wordと同じようにサイズ変更ハンドルにマウスポインタを合わせてドラッグすると、
ワードアートの周囲の枠線だけが大きくなり、ワードアート自体は大きくならなくてビックリすることがあります。
でも、これにはちゃんと解決策があります!
「ワードアートの大きさをドラッグで変えられない?!」でご紹介している方法で、ドラッグで大きさを変えられるようになります!