文書内に普通に入力した文字に、フォントサイズや色、太字などを設定して綺麗に見えるようにするのは日常茶飯事です。
でも、ただ普通に入力した文字にできる飾り付けは限られていて、なかなかパッと目を引くものにできません。
そこで便利なのがワードアート。
ワードアートはひと言で言うなら「図形のように扱える文字」。
文書のタイトルやロゴなどに使うと、目を引くものにできます。
ワードアートの挿入方法はいたって簡単!
まずは、ワードアートを挿入したい位置に文字カーソルを置きます。
[挿入]タブ、[テキスト]グループの[ワードアート]ボタンをクリックすると、
ワードアートの一覧が表示されます。
色や形状など、様々な設定は後からいくらでも変更できますので、自分の作りたいイメージに近いものをクリックします。
左のようなダイアログボックスが表示されます。
「ここに文字を入力」という文字が範囲選択された状態になっているので、このままワードアートにしたい文字を入力します。
フォントやフォントサイズ、太字や斜体を、お好みに合わせて設定し、[OK]ボタンをクリックすれば・・・
文書にワードアートを挿入することができました!
ワードアートは規定値で、文字列の折り返しが[行内]の状態で挿入されますので、普通の文字と同様に、中央揃えや右揃えなどの設定ができます。
でも、ワードアートは「図形のように扱える文字」ですから、図形のようにドラッグで好きな位置に移動することもできます。
その場合には、文字列の折り返しの設定を[行内]以外のものにする必要があります。
今回ご紹介したWord 2007でのワードアートの挿入方法は、Office 2003以前の操作方法と似ています。
Office 2003以前のバージョンでは、Word・Excel・PowerPointともに、同じ操作でワードアートを挿入することができます。
ですが、Excel 2007、PowerPoint 2007では、ワードアートの操作方法が大きく変わりました。
というわけで、Office 2007では、Wordでのワードアートの操作、ExcelとPowerPointでのワードアートの操作が異なるので、区別しながら覚えていかなければなりません。
Excel 2007、PowerPoint 2007でのワードアートの挿入方法はコチラをご覧ください!