年賀状 文面の作り方【STEP2:作成】Word 2007編

  • Word 2007

このページは、「年賀状 文面の作り方」のSTEP2です。
下記の赤いボタンをクリックすると、最初のページからご覧いただくことができます。

STEP2 作成
今回は下のような年賀状を作成してみます!
その年に撮影したベストショットを、ハガキに大きくあしらってみるのはどうでしょう?
作成のポイントは、写真をハガキ内にうまく収めるための、サイズ変更やトリミング。
ドラッグではなく、数値指定の方法を使って、すっきり収めます!

Word 2007編 年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-73

ワードアートの挿入

Word 2007で、今回の年賀状を作成する時には、用紙サイズや余白を設定する前に、写真を入れてサイズを整えるまでを最初にやってしまいます。
後からやっても、できることはできるのですが、「考え易さ」「操作し易さ」のために、まずは「STEP1:共通設定編」の前に、これからご紹介する操作をやってしまいましょう!

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-01 まずは「謹賀新年」というタイトル部分から作ってしまいましょう。
Wordを起動したら、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-02 [挿入]タブ、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-03 [テキスト]グループの、[ワードアート]ボタンをクリックすると、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-04 一覧が表示されるので、好みのものをクリックします。
ちなみに今回の例では、一番左上のものを選択しています。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-05 ダイアログボックスが表示されるので、[テキスト]欄に「謹賀新年」などの好みの文字を入力します。
[フォント]を選択し、太文字が好みであれば、[太字]ボタンをONにします。
[OK]ボタンをクリックすると、

文書内にワードアートが入りました!
色などは後で変えていきますので、今はまだこのままでOKです。
ただ、ワードアートの既定の状態では、文字列の折り返しが[行内]になっていて、ドラッグで自由に動かせないため、これを解決しておきます。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-06 ワードアートを挿入した直後は、ワードアートが選択されている状態なので、選択された状態のまま、

[ワードアートツール]の[書式]タブ、[配置]グループにある、[文字列の折り返し]ボタンをクリックし、
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-07

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-08 一覧から[前面]をクリックで選択します。
[前面]じゃなくても、[行内]以外ならどれでもいいといえばいいのですが、何かと考え易いので[前面]を選択します。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-09 先程までは、ワードアートの周囲に表示される、ポッチとポッチとの間に線が見えていましたが、文字列の折り返しを設定することで、線が消え、ポッチだけの表示になりました。
[文字列の折り返し]が[行内]以外に設定された証拠です。

さぁ、ここまでやれば、ひとまずワードアートはOK。
次は写真を入れていきます。

写真の挿入

では早速、文書内に写真を入れていきましょう!

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-10 [挿入]タブ、[図]グループの、[図]ボタンをクリックすると、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-11 入れたい写真がどこにあるかを指定するダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックス左部や上部を使って写真がある場所を指定し、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-12 使いたい写真をクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-13 文書内に写真を入れることができました!
Word 2007では、用紙のサイズなどを変える前に、もう少し操作をしていきたいです。
このまま次に進んでいきましょう!

現在の写真はどんな状態?

さて、ここで、文書内に入れた写真の状態を見てみます。
あなたが入れた写真は、下のどちらの状態に当てはまりますか?

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-13 写真全体の形が、長方形ではあるけれど、どちらかと言うと正方形に近い

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-74 写真全体の形が、横に細長い

デジタルカメラで写真を撮った時、カメラそのものの仕様や、カメラの設定によって、4:3や、16:9など、それぞれの幅と高さの比率で撮影されるため、文書に写真を入れた時にこのような違いが出てきます。
ここから写真をハガキ内にキレイに収めるための操作をしていきますので、ご自分に当てはまる方をご覧ください。

【どちらかと言うと正方形に近い】
このまま読み進めてください。

【横に細長い】
下記のリンクをクリックすると、このページ内の、次の次の項目に移動します。
写真が横に細長い場合

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写真の形がどちらかと言うと正方形に近い場合

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-13 用紙サイズを変える前に、ハガキの中に収まるよう、ひと足早く写真のサイズを変えてしまいます。
写真の形がどちらかと言うと正方形に近い場合は、最初に横幅を変更します。

ここで、写真の大きさはどれ位必要か考えてみましょう。
ハガキの大きさは、高さ 100mm × 幅 148mmです。
今回作成するハガキは、後々の操作で、上下左右の余白を5mmずつに設定しますので、この余白を引いた、高さ 90mm × 幅 138mm が、中身を入れられる領域です。
今回のデザインでは、ハガキの中身を入れられる領域いっぱいに写真を配置したいわけですから、写真の横幅は138mmにすればいいことになります。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-80

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-14 というわけで、早速写真の横幅を138mmにしていきます。
写真を選択した状態で、

[図ツール]の[書式]タブ、[サイズ]グループを見ると、[図形の高さ]ボックスと、[図形の幅]ボックスがあることが分かります。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-15

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-16 今回は、最初に幅を変えますので、[図形の幅]ボックスの数字のところでクリックすると、数字が反転します。
反転していれば、これから入力する数字を上書きできるので、数字は消さなくてOKですヨ。
(もちろん消してもいいです(笑))

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-17 「138mm」にしたいので、「138」と入力(mmは入力しなくてOK)します。
文字カーソルがボックス内で点滅している状態では、まだ入力しますよ〜という状態なので、[Enter]キーを押すと、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-18 ボックス内のカーソルが消え、「138mm」に設定されました!
この時、「137.99mm」のように、1mmにも満たないほどで、極々わずかに自動調整されていることがあります。

もうホントに、ちょっとの違いですから、そういう場合でも気にしなくてOKです。
というか、その場合は気にしちゃイカンです(笑)。
そして、写真の幅を変えたので、縦横比が変わらないよう、連動して写真の高さも変わっていることが、[図形の高さ]ボックスを見ると分かります。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-18b 今度は写真の高さを90mmにしていきます。
ただ、写真のサイズ変更は、縦横比が変わらないよう、横幅を変えれば自動的に高さも変わり、高さを変えれば自動的に横幅も変わるようになっています。
先程の操作でせっかく横幅を変更したのに、今度は高さを変えたいからといって高さを変えてしまうと、それに連動して、せっかく整えた横幅も変わってしまいます。

というわけで、現在の状態では、高さは少し大きめなわけですが、高さを小さくするのではなく、「余分な部分をカットする」という方法をとります。
「トリミング」という機能を使います。
普段からトリミングを使っていらっしゃる方は、ドラッグで操作している方がほとんどだと思うのですが、今回は、ハガキの中に綺麗に収めるために、ドラッグを使わない、数値指定の方法を使います。
ところが・・・
今回の操作では、写真を挿入後、写真のサイズを変更していますが、Wordさんは、現在の写真のサイズはもちろん、元々の原型のサイズも記憶していて、この原型のサイズが記憶されていることが、後々数値指定でのトリミングの操作をややこしくしてしまいます。
というわけで、トリミングの前に下記の操作をして、Wordさんから原型のサイズに関する記憶を消しておきます。

[図ツール]の[書式]タブ、[調整]グループの[図の圧縮]ボタンをクリックします。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-19

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-20 ダイアログボックスが表示されるので、[選択した画像のみに適用]にチェックを付け、[OK]ボタンをクリックすると、原型のサイズの記憶を消すことができました!

ちなみに、写真の見た目は何も変わっていないように見えますので、「何が変わったのか分からない!」と思っても、むしろそれが正解です(笑)。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-21b 下準備が終わったので、早速トリミングを行っていきます!
写真の横幅を変える時に使った[図形の幅]ボックスの下にある、ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-21 ダイアログボックスの下部に、[原型のサイズ]があります。
[幅]は、早い段階で138mmに変更したので、138mmになっています。
(138mmキッカリではなく、1mmにも満たないほどの、極々わずかな違いが出ていても気にしない、気にしない)

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-22 同じく[原型のサイズ]の[高さ]を確認します。
この値を基準にして、写真を何mm削るのかを考えるのですが、先ほどの[図の圧縮]をかけていないと、ここに原型のサイズが表示されてしまって、考える時に混乱してしまうんです。
でも、既に[図の圧縮]はかけていますので、素直に考えていきましょう。
左の例では、高さが103.56mmになっています。
実際は90mmに設定したいので、103.56から90を引くと、13.56mm。
この13.56mmをトリミングで削ります。

ちなみに上の図では、[原型のサイズ]の[高さ]が103.56mmになっていますが、これはそれぞれの写真で変わってきますので、自分のダイアログボックスを見ながら、自分で引き算してトリミングで削る量を割り出してくださいネ。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-24 トリミングで削る全体量を割り出したら、今度は、現在の写真を見ながら、上端からどれくらい削るか、下端からどれくらい削るかを考えます。
上端から削る分と、下端から削る分とを足した値が、先ほど計算で出した13.56mmになるように考えます。
これを考える時は、下記のように、自分の感覚で適当に。

写真の上部は余裕が無いけど、下部の砂浜は、人が写っていないから多めに削っても大丈夫だな〜。
何となく、10mm位ってことで。
下部を10mm削るから、じゃぁ、残りの3.56mmを上部で削っちゃえ♪
・・・みたいな適当さで(笑)。
トリミングの結果が気に入らなかったとしても、元に戻して、もう1回やればいいだけのことですから、ナーバスになる必要はありません。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-25 どれくらい削るか考えたら、[トリミング範囲]の[上][下]の各欄に、自分が考えた値を入力して[閉じる]ボタンをクリックします。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-26 写真の上部と下部を削ることができました!
実際にどんな風に削られたか見てみましょう。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-27 左の写真がトリミング
上の写真がトリミング
トリミング前は、左の図のように、一番右端の人の右手指の上にほんのチョットの空間がありました。
下部の砂浜もだいぶ写っています。
でも、トリミング後の上の写真を見ると、一番右端の人の右手指がギリギリ写るか写らないか程度までトリミングされ、砂浜も、人の影がギリギリ写っているところまでトリミングされています。

写真の横幅はサイズ変更、高さはトリミングで、目的の大きさに整えました。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-28 写真を選択した状態で、[図形の高さ]ボックスや[図形の幅]ボックスを確認すると、ちゃんと目的の大きさになっていることが分かります。
もちろん、1mmにも満たないほどで、極々わずかに自動調整されていても、気にしない、気にしない。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-29 ここで写真に関する操作は一旦中断。
なので、写真の右側にある、文書内の空白部分にマウスポインタを持っていくと、マウスポインタが左の図のような形になるので、この形でクリックして、写真の選択を解除しておきます。

ここから、用紙サイズや余白を設定するために、「STEP1:共通設定編」のページの操作を一通り行います。
STEP1:共通設定編」のページの操作がすべて終わったら、続きは、このページ内の次の次の項目で。
下記のリンクをクリックすると、STEP1が終わった後の続き、このページ内の次の次の項目に移動します。
写真の位置決め

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写真の形が横に細長い場合

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-74 用紙サイズを変える前に、ハガキの中に収まるよう、ひと足早く写真のサイズを変えてしまいます。
写真の形が横に細長い場合は、最初に高さを変更します。

ここで、写真の大きさはどれ位必要か考えてみましょう。
ハガキの大きさは、高さ 100mm × 幅 148mmです。
今回作成するハガキは、後々の操作で、上下左右の余白を5mmずつに設定しますので、この余白を引いた、高さ 90mm × 幅 138mm が、中身を入れられる領域です。
今回のデザインでは、ハガキの中身を入れられる領域いっぱいに写真を配置したいわけですから、写真の高さは90mmにすればいいことになります。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-80

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-75 というわけで、早速写真の高さを90mmにしていきます。
写真を選択した状態で、

[図ツール]の[書式]タブ、[サイズ]グループを見ると、[図形の高さ]ボックスと、[図形の幅]ボックスがあることが分かります。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-76

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-77 今回は、最初に高さを変えますので、[図形の高さ]ボックスの数字のところでクリックすると、数字が反転します。
反転していれば、これから入力する数字を上書きできるので、数字は消さなくてOKですヨ。
(もちろん消してもいいです(笑))

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-78 「90mm」にしたいので、「90」と入力(mmは入力しなくてOK)します。
文字カーソルがボックス内で点滅している状態では、まだ入力しますよ〜という状態なので、[Enter]キーを押すと、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-79 ボックス内のカーソルが消え、「90mm」に設定されました!
この時、「89.99mm」のように、1mmにも満たないほどで、極々わずかに自動調整されていることがあります。

もうホントに、ちょっとの違いですから、そういう場合でも気にしなくてOKです。
というか、その場合は気にしちゃイカンです(笑)。
そして、写真の高さを変えたので、縦横比が変わらないよう、連動して写真の幅も変わっていることが、[図形の幅]ボックスを見ると分かります。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-80 今度は写真の横幅を138mmにしていきます。
ただ、写真のサイズ変更は、縦横比が変わらないよう、高さを変えれば自動的に横幅も変わり、横幅を変えれば自動的に高さも変わるようになっています。
先程の操作でせっかく高さを変更したのに、今度は横幅を変えたいからといって横幅を変えてしまうと、それに連動して、せっかく整えた高さも変わってしまいます。

というわけで、現在の状態では、横幅は少し大きめなわけですが、横幅を小さくするのではなく、「余分な部分をカットする」という方法をとります。
「トリミング」という機能を使います。
普段からトリミングを使っていらっしゃる方は、ドラッグで操作している方がほとんどだと思うのですが、今回は、ハガキの中に綺麗に収めるために、ドラッグを使わない、数値指定の方法を使います。
ところが・・・
今回の操作では、写真を挿入後、写真のサイズを変更していますが、Wordさんは、現在の写真のサイズはもちろん、元々の原型のサイズも記憶していて、この原型のサイズが記憶されていることが、後々数値指定でのトリミングの操作をややこしくしてしまいます。
というわけで、トリミングの前に下記の操作をして、Wordさんから原型のサイズに関する記憶を消しておきます。

[図ツール]の[書式]タブ、[調整]グループの[図の圧縮]ボタンをクリックします。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-19

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-20 ダイアログボックスが表示されるので、[選択した画像のみに適用]にチェックを付け、[OK]ボタンをクリックすると、原型のサイズの記憶を消すことができました!

ちなみに、写真の見た目は何も変わっていないように見えますので、「何が変わったのか分からない!」と思っても、むしろそれが正解です(笑)。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-81 下準備が終わったので、早速トリミングを行っていきます!
写真の高さを変える時に使った[図形の高さ]ボックスの下にある、ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-82 ダイアログボックスの下部に、[原型のサイズ]があります。
[高さ]は、早い段階で90mmに変更したので、90mmになっています。
(90mmキッカリではなく、1mmにも満たないほどの、極々わずかな違いが出ていても気にしない、気にしない)

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-83 同じく[原型のサイズ]の[幅]を確認します。
この値を基準にして、写真を何mm削るのかを考えるのですが、先ほどの[図の圧縮]をかけていないと、ここに原型のサイズが表示されてしまって、考える時に混乱してしまうんです。
でも、既に[図の圧縮]はかけていますので、素直に考えていきましょう。
左の例では、幅が159.67mmになっています。
実際は138mmに設定したいので、159.67から138を引くと、21.67mm。
この21.67mmをトリミングで削ります。

ちなみに上の図では、[原型のサイズ]の[幅]が159.67mmになっていますが、これはそれぞれの写真で変わってきますので、自分のダイアログボックスを見ながら、自分で引き算してトリミングで削る量を割り出してくださいネ。

トリミングで削る全体量を割り出したら、今度は、現在の写真を見ながら、左端からどれくらい削るか、右端からどれくらい削るかを考えます。
左端から削る分と、右端から削る分とを足した値が、先ほど計算で出した21.67mmになるように考えます。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-85

これを考える時は、自分の感覚で適当に。
写真の右側より、左側の方が人が写っていない部分が多いから、多めに削っても大丈夫だな〜。
何となく、左側は15mm位ってことで。
左側を15mm削るから、じゃぁ、残りの6.67mmを右側で削っちゃえ♪
・・・みたいな適当さで(笑)。
トリミングの結果が気に入らなかったとしても、元に戻して、もう1回やればいいだけのことですから、ナーバスになる必要はありません。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-86 どれくらい削るか考えたら、[トリミング範囲]の[左][右]の各欄に、自分が考えた値を入力して[閉じる]ボタンをクリックします。

写真の左側と右側を削ることができました!
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-87

上の写真がトリミング
下の写真がトリミング。 それぞれの写真の矢印部分を比べてみると、どれ位削られたのかが分かりますね。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-88

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-89 写真を選択した状態で、[図形の高さ]ボックスや[図形の幅]ボックスを確認すると、ちゃんと目的の大きさになっていることが分かります。
もちろん、1mmにも満たないほどで、極々わずかに自動調整されていても、気にしない、気にしない。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-90 ここで写真に関する操作は一旦中断。
なので、写真の右側にある、文書内の空白部分にマウスポインタを持っていくと、マウスポインタが左の図のような形になるので、この形でクリックして、写真の選択を解除しておきます。

ここから、用紙サイズや余白を設定するために、「STEP1:共通設定編」のページの操作を一通り行います。
STEP1:共通設定編」のページの操作がすべて終わったら、下記で続きを操作していきます。

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写真の位置決め

ここから先は、「STEP1:共通設定編」のページの操作を一通り行った後に進めてください。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-31 ここまで操作をしてきたものの、現時点では、文書内の左上と、写真の左上が微妙にズレているので、まずはここを合わせてしまいます。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-32 写真を選択した状態で、

[図ツール]の[書式]タブ、[配置]グループにある、[位置]ボタンをクリックすると、
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-33

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-34 一覧が表示されます。
[文字列の折り返し]グループの、一番左上をクリックすると、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-35 文書内の左上と、写真の左上の位置がピッタリ合いました!
ちなみに、ピッタリじゃなくて、微妙にズレてる時もあります(笑)。
でもですね、それは仕方ないので、ここでもまた、気にしない、気にしない。

今後、何かの拍子にマウス操作を間違って、写真の位置を動かしてしまったとしても、再びこの操作をすれば位置が整いますので、是非覚えておいてください!

ワードアートの位置を何とかする

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-36 さて、写真の位置を合わせた瞬間、何ということでしょう!ワードアートがどこかにいなくなったように見えます。
でも実は、こんな所にいたりします(笑)。
で、このワードアートを移動すべく、ワードアートを選択しようとするのですが、こういう時って、クリックしづらくて、なかなかうまく選択できません。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-37 なので〜、あえての〜(笑)
写真を選択します。
くどいようですが(笑)、ワードアートではなく、写真を選択したら・・・
[Tab]キーをポンッと押すと、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-38 ワードアートを選択することができました!
最初に選択しやすいものを選択後、[Tab]キーを押していくことで、文書内にある図形などを次々に選択していくことができます!
ワードアートが選択できたら、キーボードの[↑]キーをポンッポンッポンッと押していくと、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-39 ワードアートの位置を変えることができます。
でも、ある程度動かしていくと、ワードアートは写真の下に隠れてしまうことが分かります。
というわけで、順序を変更していきます。
ワードアートが選択された状態のまま、

[ワードアートツール]の[書式]タブ、[配置]グループの、[最前面へ移動]ボタンをクリックすると、
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-40

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-41 重なり順が変わり、ワードアートが写真の上に重なるようになりました!

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-42 あとは再び、ワードアートが選択された状態のまま[↑]キーを押して、ワードアートの位置を何となく整えておきます。
位置は後からいくらでも変えられますので、何となくでOKですヨ。

ワードアートの色を変更する

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-42 今度はワードアートの色を変えていきます。
ワードアートが選択されている状態で、

[ワードアートツール]の[書式]タブ、[ワードアートスタイル]グループにある、[文字の塗りつぶし]ボタンの[▼]をクリックします。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-43

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-44 一覧が表示されるので、好みの色を選択します。
今回の例では黒を選んでいます。
ちなみに、ここで表示される色の一覧は、文書に設定されているテーマによって変わってくるので、左の図と同じじゃなくても、「そんなもんだ」と思って流します(笑)。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-45 また、この一覧に好みの色が無ければ、[その他の色]をクリックすると、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-46 ダイアログボックスが表示されて、好みの色を設定できます。
このダイアログボックスの使い方は「[その他の色]の設定」のページをご覧ください。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-47 ワードアートの塗りつぶしの色を変更することができました!
さて、このワードアート、ちょっと文字がぼけているように見えませんか?
こういった場合、ワードアートに設定されている「文字の輪郭(文字を囲む枠線)」を無しにしてみると改善されたりします。
ワードアートが選択されている状態で、

先ほど使った[文字の塗りつぶし]ボタンの下にある、[文字の輪郭]ボタンの[▼]をクリックします。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-48

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-49 表示された一覧から、[線なし]をクリックします。
もちろん、[線なし]ではなく、好きな色を選択すれば、文字の輪郭線を好みの色にすることができます。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-50 [線なし]でワードアートの文字の輪郭線を消したので、線が無くなった分、文字がハッキリ見えるようになりました。

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文字が見えやすいように

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-50 さて、ワードアートを入れたものの、案外見えづらいんですよね〜。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-51b これは完成図ですが、文字の下に、こういった長方形を敷いてあげると、文字が見えやすくなります。
というわけで、早速、長方形を描いていきます。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-51 [挿入]タブの[図形]ボタンをクリックして、一覧から[正方形/長方形]ボタンをクリックします。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-52 ドラッグで適当な大きさに描きます
長方形の大きさは、後からいくらでも調整できるので、ナーバスになる必要はありません。
また、長方形のせいでワードアートが隠れてしまったり、長方形の色が好みの色ではなくても、これから変えていきますので、気にする必要はないですヨ。

まずは長方形を上に重ねたせいでワードアートが隠れてしまったので、これを何とかしましょう。
長方形が選択されている状態で、[描画ツール]の[書式]タブ、[配置]グループにある、[最背面へ移動]ボタンの[▼]をクリックします。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-54

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-55 一覧から[背面へ移動]をクリックすると・・・

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-56 長方形が1段階後ろにまわったので、長方形がワードアートの下に敷かれた感じになりました!
今度は、長方形の色を変えていきます。
長方形の選択を解除してしまった方は、長方形のところで、マウスポインタが左の図のような黒い十字の形でクリックすれば、長方形を選択できます。

[描画ツール]の[書式]タブ、[図形のスタイル]グループにある、[図形の塗りつぶし]ボタン、[図形の枠線]ボタンで好みの色を設定します。
ちなみに今回の例では、[図形の塗りつぶし]は「白」、[図形の枠線]は「線なし」に設定しています。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-53

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-57 更に長方形のところで右クリック、[オートシェイプの書式設定]をクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されます。
[色と線]タブにある[透過性]を好みの程度に設定します。
ちなみに、今回の例では「25%」に設定しています。
[OK]ボタンをクリックすると、

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-58 透過性を設定したので、長方形の色が透け、その下にある写真がうっすらと見えるようになりました!
透過性を設定する前は、何となく違和感がありましたが、これなら写真に馴染むので違和感がありません。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-59 長方形が選択されている状態では、長方形の周囲にポッチが表示されます。
ポッチのいずれかにマウスポインタを合わせて、マウスポインタが両矢印の形になったらドラッグすると、大きさを変更することができます。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-60 また、長方形が選択されている状態で、マウスポインタが左の図のような黒い十字の形でドラッグすれば、場所を移動させることができます。
でも、位置の微調整は、長方形を選択した後、キーボードの[↑]や[→]キーといった方向キーを、ポンッポンッポンッと押していった方が、やり易いです。

もちろん、ここでのサイズや位置の調整も、適当で構いません。
後でいくらでも調整できますので、「なんとなくこんな感じ」でOKです!

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テキストボックスを入れる

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-61b 今度は年賀状のメッセージ部分を作ります。
テキストボックスを使います。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-61 [挿入]タブの[図形]ボタンをクリックして、一覧から[テキストボックス]ボタンをクリックします。

ドラッグで適当な大きさに描きます
テキストボックスの大きさは、後からいくらでも調整できるので、ナーバスになる必要はありませんが、ハガキからはみ出さない程度で、ある程度大きめに描いておくと操作しやすいです。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-62

テキストボックスを描いたら、好みの文章を入力します。
入力している時、最後の方で、入力しているはずなのに文字が見えない!ということがあったら、それはテキストボックスの大きさが足りないために文字が隠れているだけです。
文字が隠れていると、残りの文字が入力しづらいと思いますので、残りは後にまわして、先に進みましょう。

入力が終わったら、テキストボックス内のフォントや、フォントサイズを変更します。
テキストボックス内に文字カーソルが入っている状態では、テキストボックスの周囲に表示されるポッチとポッチとの間に、それをつなぐ線が表示されています。
このポッチとポッチとをつなぐ線のところで、マウスポインタが黒い十字の形でクリックすると、テキストボックス全体を選択できます。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-63

テキストボックス全体が選択されると、さっきまで表示されていた、ポッチとポッチとをつなぐ線が消えます。
ちゃんとテキストボックス全体を選択できましたよ〜という合図です。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-64

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-65 [ホーム]タブの[フォント]ボックスや[フォントサイズ]ボックスを使って、文字を好みに整えます。

更に、今のままの状態ではテキストボックス自体に色が付いているので、テキストボックスの下にあるものが全て隠れてしまっています。
テキストボックスでは、中身の文字だけが見えていればそれでいいのであって、テキストボックス自体の色は必要ありません。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-66

というわけで、テキストボックスが選択されている状態で、[テキストボックスツール]の[書式]タブ、[テキストボックススタイル]グループにある、[図形の塗りつぶし]ボタンと、[図形の枠線]ボタンを使って、テキストボックスの色を無くします。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-67

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-68 [図形の塗りつぶし]ボタンの[▼]をクリックすると一覧が表示されるので、[塗りつぶしなし]をクリックすると、テキストボックス自体の色が無くなります。
また、[図形の枠線]ボタンの[▼]をクリックし、一覧から[線なし]をクリックすれば、テキストボックスの枠線を消すことができます。

テキストボックス自体の色や、枠線を消したので、テキストボックスの下にあるものが見えるようになりました!
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-69

仕上げにテキストボックスの大きさを整えます。
テキストボックスが選択されている状態では、周囲にポッチが表示されます。
ポッチのいずれかにマウスポインタを合わせて、マウスポインタが両矢印の形になったらドラッグすると、大きさを変更することができます。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-70

またテキストボックスのポッチとポッチの間にマウスポインタを合わせると、マウスポインタが下の図のような黒い十字の形になります。
この形でドラッグすれば、テキストボックスの場所を移動できるのですが、微妙な位置調整は、ドラッグだと大きく動いてしまってやりづらいので、テキストボックス全体を選択した後、キーボードの[←][↑]といった方向キーをポンッ、ポンッと押していくと簡単です。
年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-71

困った時には・・・

今回のハガキのような、小さい範囲の中に図形や写真などが複数あって、それらが重なり合っている場合、選択がしづらいということがしょっちゅう起こります。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-72 そんな時には、今回も途中でご紹介していますが、とりあえず選択しやすいものをクリックで選択した後、[Tab]キーを押して選択を切り替えていきます。
また、微妙な位置調整も、ドラッグだと大きく動いてしまうので、選択後に[↑]や[→]などの方向キーを使って動かしていくと、操作しやすいです。

年賀状 文面の作り方 STEP2の操作画像-73 これで完成です!
残りは印刷だけ。
STEP3:印刷」に進みます!

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