様々なサイトさんがフォトフレームテンプレートを公開されています。
今回は、「暑中見舞いはがき Andante」さんのご協力をいただき、AndanteさんのWebサイトからダウンロードさせていただいたフォトフレームテンプレートに、写真を組み合わせて、下のような暑中見舞いを作りたいと思います!
最初に必要なものを準備しておこう!
今回使わせていただくフォトフレームテンプレートは、
「暑中見舞いはがき Andante」さんの、
「暑中見舞いはがき(横) フォトフレーム シンプル」の熱帯魚のデザイン。
「文字なし」のものをダウンロードさせていただきました。
Andanteさんの場合は、テンプレートを選ぶページに表示されている左の図のボタンをクリックすると、
テンプレートの画像が表示されます。
ブラウザでEdgeやIE、Chromeをお使いの方は、画像のところで右クリック、[名前を付けて画像を保存]をクリックして、自分のPCの分かりやすいフォルダなどに保存します。
これでダウンロード完了!
また、テンプレートに組み合わせる写真も、準備しておきます。
先程ダウンロードしたテンプレートと同じフォルダに入れておくと、管理しやすいと思いますヨ。
そして、自分の用意した写真が、テンプレートの雰囲気などに合うかどうか心配な方は、候補の写真を数種類用意しておくのもいいかもしれません。
作成スタート!!
「STEP1:共通設定編」では、用紙サイズや余白などを設定しました。
このページでご紹介する作成例は、「STEP1:共通設定編」で、下記の表のように設定したものとして進めていきます。
用紙サイズ | 葉書サイズ |
---|---|
印刷の向き | 横 |
余白 | 上下左右とも0mm |
それでは、ここから本格的な作成に入っていきましょう!
まずは文書内に写真を入れていきます。
写真とテンプレート、どちらを先に入れてもOKと言えばOKなのですが、写真を先に入れてしまった方が、手数が1つ減るので、今回は写真を先に入れることにしましょう。
文書内にカーソルを置いた状態で、
[挿入]タブ、[図]グループの、
【Word 2016・2013】
[画像]ボタンをクリックします。
【Word 2010】
[図]ボタンをクリックします。
文書内に入れたい写真がどこにあるのかを指定するダイアログボックスが表示されるので、ダイアログボックス左部や上部を使って写真がある場所を指定し、
使いたい写真をクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、
文書内に写真を入れることができました!
Wordでは、文書に挿入した写真は、既定値ではドラッグで自由に動かすことができません。
そこで、ドラッグで自由に動かせるようにしておきます。
写真を選択した状態で、
[図ツール]の[書式]タブ、[配置]グループにある、[文字列の折り返し]ボタンをクリックします。
【Word 2016・2013】
Word 2016・2013では[文字列の折り返し]ボタンは下の図のボタンです。
Word 2010とボタンの絵柄が少し違います。
【Word 2010】
Word 2010では[文字列の折り返し]ボタンは下の図のボタンです。
Word 2016・2013とボタンの絵柄が少し違います。
【Word 2016・2013・2010】
[文字列の折り返し]ボタンをクリック後、一覧から[行内]以外のものを選べば、基本的にはOKです。
でも、今回は文書内に直接カーソルを置いて文字を入力することは無く、文字は、図形のように扱えるテキストボックスやワードアートを使って入れるので、そんな風に、文書内に直接カーソルを置いて文字を入力することが無い場合には、私個人的には、[前面]にしておくのが好きです(笑)。
【Word 2016・2013】
文字列の折り返しを設定する際、Word 2016・2013の場合は、リボンにあるボタンを使わなくても設定できます。
写真を選択した状態だと、写真の脇に[レイアウトオプション]ボタンが表示されるので、このボタンをクリックし、[前面]など、好みの設定のボタンをクリックします。
設定が終わっても、先ほど使った[前面]などのボタンの一覧が表示されている場合は、右上の[×]で、[レイアウトオプション]の一覧を閉じておくと、邪魔になりません。
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フォトフレームテンプレートを挿入!
引き続いて、フォトフレームテンプレートを挿入します。
操作は、写真を入れた時と同じです。
[挿入]タブ、[図]グループの、
【Word 2016・2013】
[画像]ボタンをクリックします。
【Word 2010】
[図]ボタンをクリックします。
表示されたダイアログボックスで、ダウンロードしておいたテンプレートをクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、
文書内にテンプレートを入れることができました。
テンプレートの挿入直後は、やはりWordの既定値で、[文字列の折り返し]が、ドラッグで自由に動かすことのできない[行内]で入りますので、その兼ね合いから、ちゃんと文書内にテンプレートが入ったのか、イマイチ分かりづらいのですが、写真が無い部分をよく見ると、ちゃんと入ってます。
というわけで、テンプレートの方も、ドラッグで自由に動かせるように文字列の折り返しを設定します。
テンプレートを選択した状態で、
先程の写真の時と同じように、[図ツール]の[書式]タブ、[配置]グループにある、[文字列の折り返し]ボタンをクリックし、
一覧から[行内]以外のものを選びます。
今回の例では、先程と同じように、私個人が好きだという、それだけの理由で[前面]にします。
【Word 2016・2013】
もちろん、Word 2016・2013をお使いの方は、[レイアウトオプション]ボタンを使って設定してもOKですヨ。
さてここで、挿入したテンプレートの、四辺をよ〜く見てみてください。
中には、はがきサイズの用紙に、テンプレートの位置がピッタリ合ってない、ちょぴっとだけズレてる・・・という場合があるかもしれません。
今回の例では、テンプレートの上辺がちょっぴりズレています。
というわけで、このズレを修正していきましょう。
テンプレートを選択した状態で、キーボードの[↑]や[→]キーなどの方向キーを、ポンッ、ポンッと押していくと、選択したテンプレートをちょっとずつ動かすことができるので、用紙にピッタリ合う位置まで動かします。
こういうちょっとずつ動かしたい場合にはマウスでドラッグするのはNG!
ドラッグで動かしてしまうと、たくさん動いてしまい、うまくいかないんです。
キーボードの方向キーを押してちょっとずつ動かすことで、テンプレートを用紙にピッタリ合わせることができました!
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[オブジェクトの選択と表示]を活用しよう!
テンプレートと写真を組み合わせる場合に注意しなければいけない点が1つ。
左の図のように、写真の所で、マウスポインタが十字の形でクリックすると、写真が選択できるのではないかと、ついつい思ってしまうのですが、実は選択できません。
この状態は写真の上にテンプレートが乗っかっている状態。
上の図の矢印の部分は、下に敷いてある写真が透けて見えるようになっている、テンプレートの「透明な膜」のような部分です。
そこをクリックしても、テンプレートの「透明な膜」をクリックしていることになり、その下に敷かれている写真をクリックしているわけではないので、選択できるのはあくまでもテンプレートの方なんです!
このままでは、いつまで経っても、写真を選択することはできません。
というわけで、ここからは重なっているものを選択する時に便利な[オブジェクトの選択と表示]を活用していきましょう!
テンプレートか、写真のどちらかが選択されている状態なら、リボンに[図]ツールが表示されています。
[図]ツールの[書式]タブ、[配置]グループの[オブジェクトの選択と表示]ボタンをクリックします。
または、[ホーム]タブの
[編集]グループにある、[選択]ボタンをクリックして、
表示された一覧から、[オブジェクトの選択と表示]をクリックしてもOKです。
ちなみにこちらの方法は、テンプレートや写真を選択していない状態でもできる方法です。
画面の右側に、作業ウィンドウが表示されました!
「図1」や「図2」などと表示されますが、数字は必ずしも「1」や「2」になっているとは限らないので、そこは気にしない、気にしない。
このどちらがテンプレートで、どちらが写真なのか、ということになりますが、重なり順で、上から表示されます。
現時点で、一番上にテンプレートがあって、その下に写真が敷かれている状態なので、上に表示されている「図2」がテンプレートということになります。
でもですね、どちらかの「目玉マーク」をクリックすると、
「目玉マーク」が消えます。
これは、「それを非表示にしましたよ」ということなので、
どちらが消えたかで、どっちがどっちなのかを判断することができます。
今回は「図1」の「目玉マーク」をクリックしたら写真が非表示になったので、「図1」が写真なのだということが分かります。
確認が終わったら、マークのところをもう一度クリックして、非表示にしたものを再表示しておいてください。
「図1」や「図2」という名前のまま操作をしていっても全然OKなのですが、混乱して操作しづらい!という方は、「図形がいっぱいの時に泣くほど便利! オブジェクトの選択と表示」でご紹介している方法で、ここに表示される名前を変えておくと分かりやすいです。
これで写真の方をクリックで選択すれば、
実際の文書でも、テンプレートの下敷きになっている写真を選択することができます!
写真が選択されていれば、写真の外枠とおぼしき位置に、サイズ変更ハンドルというポッチが表示されるので、ちゃんと選択できているかどうかは、それで判断すればいいですね。
現在の状態はどっちに近い?
さて、今回は文書に写真を入れているわけですが、そもそも その写真をデジタルカメラで撮った時、カメラそのものの仕様や、カメラの設定によって、4:3や、16:9など、それぞれの幅と高さの比率で撮影されるため、文書に入れた時に違いが出てきます。
作業ウィンドウで写真の方を選択した状態で、あなたが今作っている文書は、下記のどちらの状態に近いですか?
この時、「写真が透けて見えるフレーム部分から外れて、人の顔が欠けて見えるから、もうちょっと写真の位置を調整したい」という、見栄えに関することがあったとしても、それは考えないで、あくまでも現時点でフレーム部分すべてを写真が埋めているかどうかだけで判断してください。
【パターン1】
テンプレートの、写真が透けて見えるフレーム部分すべてを埋めるように、写真が見えている
【パターン2】
テンプレートの、写真が透けて見えるフレーム部分が、すべて写真で埋められておらず、隙間がある
この後の章は、
「写真の大きさを調整しよう!」→「写真の位置を調整しよう!」
の順で進んでいくのですが、それぞれのパターンによって、手順が異なります。
【パターン1】の場合
順番通り、「写真の大きさを調整しよう!」→「写真の位置を調整しよう!」でOKです。
【パターン2】の場合
順番を逆にして、「写真の位置を調整しよう!」→「写真の大きさを調整しよう!」の順で。
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写真の大きさを調整しよう!
では早速、写真の大きさを変えていきましょう!
作業ウィンドウで写真の方をクリックし、文書に入れた写真を選択します。
左の例では、選択により表示されたポッチの位置から判断して、現時点で、テンプレートの写真が透けて見えるフレーム部分に対し、実際の写真が大きすぎることが分かります。
というわけで、こういう場合は写真を小さくしていきます。
別の例も見て頂きましょう。
左の例では、フレーム全部を写真で埋められるほど写真が大きくないため、隙間ができてしまっています。
こういう場合は写真を大きくしていきます。
では操作していきましょう!
写真を選択したことで表示されたポッチが、大きさを変えるためのものです。
このポッチのうち、四隅のいずれかのポッチにマウスポインタを合わせます。
四隅のポッチが、4つ全部見えていない場合は、4つのうちで見えているポッチに合わせれば、それでOKです。
ポッチにマウスポインタを合わせると、マウスポインタが両矢印の形になるので、小さくする方は内側に、大きくする方は外側にドラッグすると、
写真の大きさを変えることができました!
この時点で、テンプレートのフレーム部分から見える、実際の写真の位置が気に食わなくても、それは後から操作しますので、まずは写真の大きさを整えることに集中します。
さてここで、写真を小さくする操作をしている方向けのポイントを。
それは、テンプレートのフレーム部分より、実際の写真が小さくならないようにすること。
左の図のように、フレーム部分より、実際の写真の方がちょっとでも大きければいいのですが、
フレーム部分より写真の方が小さいと、フレーム部分と写真との間に隙間ができてしまい、すっごいブサイク(笑)。
というわけで、小さくしすぎないように、大きさを整えてください。
写真の大きさを整えることができました!
さて、ここで更に、初心者の方向けにポイントを。
変化が分かりやすいように、あえてテンプレートが無い状態でご説明します。
写真の大きさを変える時は、サイズを変更するポッチのうち、四隅のいずれかを使います。
四隅のいずれかのポッチを使えば、写真の縦横比を変えずに大きさを変更できますが、
左の図のような、四隅ではないポッチを使って大きさを変えてしまうと、
写真の縦横比が変わってしまい、ブサイクどころの騒ぎではなく、ひどすぎる結果になってしまうので、注意ですヨ。
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写真の位置を調整しよう!
作業ウィンドウで写真の方をクリックし、文書に入れた写真を選択します。
写真を選択した状態で、文書内の写真の状態を見てみることにしましょう。
左の例では、フレーム部分から見える写真は、左側に写っている人は体まで見えてますが、右側の人は顔しか見えていません。
そこで、フレームから見える写真の位置をずらしてバランスを取ります。
また別の例を。
左の例では、写真を選択したことで表示されるポッチの位置と、フレームから覗く写真の具合から判断して、写真の大きさ自体にはゆとりがあるけれど、写真の位置が悪いのでフレーム全部を写真で埋めることができず、隙間ができてしまっています。
こういう場合は、フレーム全体が写真で埋まるように、写真の位置をずらして調整します。
写真自体は既に選択してあるので、そのままキーボードの[←]や[↓]キーなどの方向キーをポンッポンッと押していくと、写真の位置を変えることができます。
ここでも、写真の移動は、ドラッグではなく、あえてキーボードの方向キーを使っています。
先程と同じで、ドラッグでは微妙な移動ができないという理由ももちろんなのですが、もう1つ大きな理由が。
作業ウィンドウで写真を選択後、写真のところにマウスポインタを合わせ、いざ、ドラッグで移動しようとすると、それは結局写真の上に重なっている、テンプレートの「透明の膜」を触っていることになり、
結果、写真を動かしたいのにテンプレートの方が動いてしまうからです。
操作の確認のために、ドラッグでテンプレートを動かしてみた方は、[元に戻す]ボタンで、操作を戻しておいてください。
キーボードの方向キーを使った、ちょこっとずつの移動ではもどかしく、大きくグワっと移動させたい時は、作業ウィンドウの「目玉マーク」を使い、テンプレートを非表示にしてからならば、ドラッグで写真を移動させることができますヨ。
ドラッグでの移動が終わったら、再びマークのところをクリックして、非表示にしておいたテンプレートを再表示させておきましょう。
方向キーでちょこっとずつ移動させるにしろ、ドラッグで大きくグワっと移動させるにしろ、写真を移動させる時には、葉書きの外に写真がはみ出てしまったとしても問題無いので、フレーム部分から写真の好みの部分が見えるように位置調整してください。
(下の図では、分かりやすくするため、あえてテンプレートが無い状態の図にしています)
フレーム部分から、写真の好みの部分が見えるようになったら、位置調整は完了です!
もし、写真の位置を調整しても、そもそもの写真の大きさが足りないような場合には、上の章の「写真の大きさを調整しよう!」で大きさを整えてください。
慣れないうちはイイ感じに調整するのが難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、写真の大きさと位置を整えることを繰り返して、フレームから見える写真を調整してください。
ワードアートを入れる
今度は暑中見舞いのタイトル部分を入れていきます。
図形のように自由に動かすことができる、ワードアートを使います。
[挿入]タブ、
[テキスト]グループの
【Word 2016・2013】
[ワードアートの挿入]ボタンをクリックし、
【Word 2010】
[ワードアート]ボタンをクリックし、
一覧から好みのものをクリックします。
好みのものが無くても(笑)、どれかをクリックします。
今回の私は、一番左上のものを選択してみました。
ちなみに、このワードアートの一覧は、文書に設定されているテーマによって変わってくるで、左の図と同じじゃなくても気にせずに、どれかをクリックで選択します。
文書内にワードアートが入りました!
ワードアートを入れた直後は、「ここに文字を入力」という文字が反転しているので、反転した状態のまま「暑中お見舞い申し上げます」などの文字を入力すれば、文字を上書きできます。
(ワードアートを入れた際、ワードアートの文字の大きさや、位置が気に入らなかったとしても、あとで調整をしますので、気にせずそのまま操作を続けます。
でも、「ワードアートと写真が重なっていて、入力している文字が見えない」、「ワードアートが葉書からはみ出てしまっているので入力しづらそう」という方は、対処法をこの章の最後にご紹介していますので、このまま操作せずに読み進めてください。
【ワードアートのフォントや、フォントサイズの変更】
次はワードアートのフォントや、フォントサイズを変更していきます。
まずはワードアートを選択します。
実はワードアートで、フォントやフォントサイズをうまく変えられない方が案外多くいらっしゃるのですが、その原因は、ワードアートの選択だったりします。
ワードアートの周囲にポッチが表示されているから大丈夫!というわけではないんです。
ワードアート全体に変更を加える場合には、ワードアートの周囲に表示されているポッチとポッチとをつなぐ線のところで、マウスポインタが左の図のような黒い十字の形でクリックして、初めて「ワードアート全体」を選択できます。
ワードアート全体を選択したら、[ホーム]タブの[フォント]グループにある、[フォント]ボックスや[フォントサイズ]ボックスを使って、好みの設定をします。
【ワードアートの移動】
更にワードアートの位置を整えます。
ワードアート全体を選択した際、マウスポインタが左の図のような黒い十字の形になるわけですが、この形でドラッグすれば、ワードアートの場所を移動できるので、好みの位置にワードアートを動かします。
また、微妙な位置調整は、ドラッグだと大きく動いてしまってやりづらいので、ワードアート全体を選択した後、キーボードの[←][↑]といった方向キーをポンッ、ポンッと押していくと簡単です。
ワードアートの位置を整えることができました!
【ワードアートの色の変更】
それから、ワードアートの色がどうにも気に入らない!という方は、ワードアート全体が選択されている状態で、
[描画ツール]の[書式]タブ、[ワードアートのスタイル]グループにある、[文字の塗りつぶし]ボタンや、[文字の輪郭]ボタンを使って色を変更します。
「ワードアートと写真が重なっていて、入力している文字が見えない」、「ワードアートが葉書からはみ出てしまっているので入力できない」という方には、ここまで操作を中断していただいていましたが、ここでワードアートへの操作を再開します。
ここまでで、ワードアートへの設定として、文字の入力、フォントやフォントサイズの変更、移動、色の変更の操作方法をご紹介しましたが、これらを下記の順番で行うと、操作しやすいです。
- まずは、ワードアート全体を選択して、好みの場所に移動し、位置を整える
- 位置が整った分、文字が入力しやすくなったので、「ここに文字を入力」の部分に文字を入力する
- ワードアートのフォントや、フォントサイズ、色を変更して整える
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テキストボックスを入れる
今度は、暑中見舞いのメッセージ部分を作ります。
文書内の好きな位置に文字を配置できる、テキストボックスを使います。
[挿入]タブの[図形]ボタンをクリックして、一覧から[テキストボックス]ボタンをクリックします。
ドラッグで適当な大きさに描きます。
テキストボックスの大きさは、後からいくらでも調整できるので、ナーバスになる必要はありませんが、ハガキからはみ出さない程度で、ある程度大きめに描いておくと、後で操作しやすいです。
テキストボックスを描いたら、好みの文章を入力します。
文字が隠れていると、残りの文字が入力しづらいと思いますので、残りは後にまわして、先に進みましょう。
入力が終わったら、テキストボックス内のフォントや、フォントサイズを変更します。
これも先程のワードアートの時と同じく、選択が大切。
ポッチとポッチとをつなぐ線のところで、マウスポインタが黒い十字の形でクリックすると、テキストボックス全体を選択できます。
テキストボックス全体を選択したら、[ホーム]タブの[フォント]ボックスや[フォントサイズ]ボックスを使って、好みの設定をします。
更に、今のままの状態ではテキストボックス自体に色が付いているので、テキストボックスの下にあるものが全て隠れてしまっています。
テキストボックスでは、中身の文字だけが見えていればそれでいいのであって、テキストボックス自体の色は必要ありません。
というわけで、先ほどと同じように、テキストボックス全体が選択されている状態で、[描画ツール]の[書式]タブ、[図形のスタイル]グループにある、[図形の塗りつぶし]ボタンと、[図形の枠線]ボタンを使って、テキストボックスの色を無くします。
[図形の塗りつぶし]ボタンの[▼]をクリックすると一覧が表示されるので、[塗りつぶしなし]をクリックすると、テキストボックス自体の色が無くなります。
また、[図形の枠線]ボタンの[▼]をクリックし、一覧から[線なし]をクリックすれば、テキストボックスの枠線を消すことができます。
お次はテキストボックスの大きさを調整します。
テキストボックスが選択されている状態では、周囲にポッチが表示されます。
このポッチのいずれかにマウスポインタを合わせて、マウスポインタが両矢印の形になったらドラッグすると、大きさを変更することができます。
横幅を変えたり、
高さを変えたりして、テキストボックスのサイズを整えてください。
テキストボックスの大きさを変える際、大きさを変えられるポッチは複数あるわけですが、上部真ん中のポッチを使う場合には、下の図のものが大きさを変えるポッチです。
【Word 2016・2013】
そのポッチの上にあるフニャっとした矢印は、大きさを変えるものではなく、斜めなどに回転させるものですのでご注意ください。
(操作の確認のため、回転させてみた方は、[元に戻す]ボタンで操作を戻しておいてください。)
【Word 2010】
そのポッチの上にある緑色のポッチは、大きさを変えるものではなく、斜めなどに回転させるものですのでご注意ください。
(操作の確認のため、回転させてみた方は、[元に戻す]ボタンで操作を戻しておいてください。)
【Word 2016・2013・2010】
それから、テキストボックス全体を選択した際、マウスポインタが下の図のような黒い十字の形になるわけですが、この形でドラッグすれば、テキストボックスの場所を移動できるので、好みの位置にテキストボックスを動かします。
また、微妙な位置調整は、ドラッグだと大きく動いてしまってやりづらいので、テキストボックス全体を選択した後、キーボードの[←][↑]といった方向キーをポンッ、ポンッと押していくと簡単です。
これで完成です!
残りは印刷だけ。
「STEP3:印刷」に進みます!