様々なサイトさんがフォトフレームテンプレートを公開されています。
今回は、「暑中見舞いはがき Andante」さんのご協力をいただき、AndanteさんのWebサイトからダウンロードさせていただいたフォトフレームテンプレートに、写真を組み合わせて、下のような暑中見舞いを作りたいと思います!
最初に必要なものを準備しておこう!
今回使わせていただくフォトフレームテンプレートは、「暑中見舞いはがき Andante」さんの、「暑中見舞いはがき(横) フォトフレーム シンプル」の熱帯魚のデザイン。
「文字なし」のものをダウンロードさせていただきました。
Andanteさんの場合は、テンプレートを選ぶページに表示されている左の図のボタンをクリックすると、
テンプレートの画像が表示されます。
ブラウザでIEやChromeをお使いの方は、画像のところで右クリック、[名前を付けて画像を保存]をクリックして、自分のPCの分かりやすいフォルダなどに保存します。
これでダウンロード完了!
また、テンプレートに組み合わせる写真も、準備しておきます。
先程ダウンロードしたテンプレートと同じフォルダに入れておくと、管理しやすいと思いますヨ。
そして、自分の用意した写真が、テンプレートの雰囲気などに合うかどうか心配な方は、候補の写真を数種類用意しておくのもいいかもしれません。
作成スタート!!
「STEP1:共通設定編」では、用紙サイズや余白などを設定しました。
このページでご紹介する作成例は、「STEP1:共通設定編」で、下記の表のように設定したものとして進めていきます。
用紙サイズ | 葉書サイズ |
---|---|
印刷の向き | 横 |
余白 | 上下左右とも0mm |
それでは、ここから本格的な作成に入っていきましょう!
ワードアートを入れる
まずは暑中見舞いのタイトル部分を入れていきます。
図形のように自由に動かすことができる、ワードアートを使います。
なぜワードアートを先に入れてしまうのか、というところなのですが、Word 2007は、2010以降と比べて、画像が複数重なると操作しづらいというのが弱点です。
特にワードアートは小さいため、大きな写真などを入れた後に入れてしまうと、ワードアートの様々な操作がやりづらくなってしまいます。
というわけで、文書の中に最初にワードアートを入れ、必要な設定も施してしまいます。
文書内にカーソルを置いた状態で、
[挿入]タブ、
[テキスト]グループの、[ワードアート]ボタンをクリックし、
一覧から好みのものをクリックします。
好みのものが無くても(笑)、どれかをクリックします。
ちなみに今回の例では、一番左上のものを選択しています。
[テキスト]欄に、「暑中お見舞い申し上げます」のようなタイトル文字を入力し、フォントやフォントサイズ、太字や斜体などをお好みで設定し、[OK]ボタンをクリックします。
ワードアートを入れることができました!
Word 2007では、既定値で、挿入したワードアートをドラッグで自由に動かすことができません。
そこで、ドラッグで自由に動かせるようにしておきます。
ワードアートの挿入直後は、ワードアートが選択されている状態なので、そのままの状態で(選択を解除してしまった方はワードアートを選択して)、
[ワードアートツール]の[書式]タブ、[配置]グループの[文字列の折り返し]ボタンをクリックします。
一覧から[行内]以外のものを選べば、ドラッグで自由に動かせるようにはできるのですが、今回は[前面]を選択します。
理由は、この後に入れる写真やフォトフレームテンプレートを入れた後に、画像の順序を入れ替える操作をせずに済むからなのですが、その操作をしなくて良くなる理由まで話していると、もう30分位延々としゃべり続けそうなので(笑)、ここはもう、気にせず[前面]を選択します。
文字列の折り返しを[前面]にすることで、ワードアートをドラッグで自由に動かすことができるようになったので、ワードアートが選択されている時の状態も変わりました。
先程との、見た目の違い、分かりますか?
先程までは、ドラッグで自由に動かせない[行内]の状態だったので、ポッチとポッチとの間に点線が表示されていたのですが、
ドラッグで自由に動かせるようになったので、ポッチとポッチとの間の点線が無くなりました。
まぁ、だから何だと言われればそれまでなのですが・・・(笑)。
さて、ここから更にワードアートの色などを整えていきましょう。
ワードアートを選択した状態で、
[ワードアートツール]の[書式]タブ、[ワードアートスタイル]グループにある、[文字の塗りつぶし]ボタンや、[文字の輪郭]ボタンを使って色を変更します。
[文字の塗りつぶし]ボタンの[▼]をクリックすると一覧が表示されるので、好みの色を選択します。
今回の例では黒を選択してみました。
ちなみに、ここで表示される色の一覧は、文書に設定されているテーマによって変わってくるので、左の図と同じじゃなくても、気にしない、気にしない。
また、この一覧に好みの色が無ければ、[その他の色]から好みの色を選択します。
[文字の輪郭]ボタンの[▼]をクリックすると一覧が表示されるので、好みの色を選択します。
今回の例では、文字の輪郭に色を付けたくなかったので、[線なし]を選択してみました。
もちろん、この色の一覧も文書に設定されているテーマによって変わってくるので、左の図と同じじゃなくても、ノープロブレム!
そして、こちらもまた、この一覧に好みの色が無ければ、[その他の線の色]から好みの色を選択します。
更に!「もうちょっと凝りたい!」という方は、ワードアートの影を操ってみるのはどうでしょう?
ワードアートを選択した状態で、[ワードアートツール]の[書式]タブ、[影効果]グループの[影効果]ボタンをクリックし、
一覧から好みの影の位置をクリックで選択します。
今回の例では、左の図のものを選択してみました。
そしてこれまたワードアートを選択した状態で、同じく[影効果]ボタンの[影の色]を使えば、影の色を変えることができます!
今回の例では、左の図の水色を選択してみました。
夏っぽい・・・
くどいようですが、ここで表示される色の一覧も、文書に設定されているテーマによって変わってくるので、左の図と同じじゃないからと顔面蒼白になる必要はないですヨ(←そんな人はいない)。
そして、先程使った[影効果]ボタンの隣にある、左の図のボタンを使えば、押せば押すほど、ボタンに書いてある矢印の方向に、設定されている影がちょっとずつ移動します。
今回の例では、影をあえてワードアートの近くに寄せて、さりげなさをアピールしてみました。
色もあえて薄い色を選んでいるので、設定されているのかどうかの判断も微妙な位さりげないです。
(もはや自己満足の域です)
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写真を入れる
今度は文書内に写真を入れていきます。
写真とテンプレート、どちらを先に入れてもOKと言えばOKなのですが、写真を先に入れてしまった方が、重なり順を変更するという手数が1つ減るので、今回は写真を先に入れてください。
[挿入]タブ、[図]グループの[図]ボタンをクリックすると、
ダイアログボックスが表示されるので、文書内に入れたい写真がどこにあるのかを指定していきます。
ダイアログボックス左部や上部を使って写真がある場所を指定し、
使いたい写真をクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、
文書内に写真を入れることができました!
Wordでは、既定値で、挿入した写真をドラッグで自由に動かすことができません。
そこで、ドラッグで自由に動かせるようにします。
写真の挿入直後は、写真が選択されている状態なので、そのままの状態で(選択を解除してしまった方は写真を選択して)、
[図ツール]の[書式]タブ、[配置]グループの[文字列の折り返し]ボタンをクリックし、
一覧から[行内]以外のものを選べば、ドラッグで自由に動かせるようにはできるのですが、今回は[背面]を選択します。
さっきのワードアートの時は[前面]だったのに、何で今度は[背面]なんだ!という声が聞こえてきそうですが、Word 2007は、2010以降と比べて、画像が複数重なると操作しづらいというのが弱点で、それをなるべく回避するべくの措置です。
どうしてそうなるかの理由は、もう説明が超長くなって先に進めないので、今回は省かせてください(願)。
何回か同様の文書を作っていくうちに、「こういうことかな?」というのが見えてくると思います。
これで写真をドラッグで自由に動かせるようになりました!
ここで完成図を頭に思い浮かべます。
完成図はこんな感じなのですが、テンプレートのフレーム部分から、みんなの顔が見えるようにすることを考えると、
現状よりもっと写真を左下に移動しておいた方がいいんじゃないか、というのがテンプレートを文書に入れる前でも、想像がつくと思います。
というわけで、とりあえず「何となく」の位置でいいので写真を移動します。
写真を選択する際、マウスポインタは左の図のような黒い十字の形になります。
この黒い十字の形のままドラッグすれば、写真を移動できます。
この時、写真が葉書きの外にはみ出てしまったとしても全く問題無いので、「何となくこの辺りかな」というところに移動させます。
写真の位置は後で微調整するので、今の段階での移動は「何となく」の位置でOKです。
後ででもできるのに、じゃぁなぜ今の段階である程度の移動をやってしまうのかというと、このページに何回か出てきているのですが、Word 2007は、2010以降と比べて、画像が複数重なると操作しづらいという弱点があります。
テンプレートを挿入した後で写真を動かしたくなった時、キーボードの方向キーを使って写真をちょっと移動させる分は楽なのですが、マウスを使ってグワっと大きくドラッグで移動するには、一度テンプレートをどけないと、できないんです。
なので、大きめの移動をテンプレートを入れる前に行ってしまおうというわけです。
写真を「何となく」の位置に移動することができました!
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フォトフレームテンプレートを入れる
引き続いて、フォトフレームテンプレートを挿入します。
操作は、写真を入れた時と同じです。
[挿入]タブ、[図]グループの[図]ボタンをクリックし、
表示されたダイアログボックスで、ダウンロードしておいたテンプレートをクリックで選択後、[挿入]ボタンをクリックすれば、
文書内にテンプレートを入れることができました。
テンプレートの挿入直後は、やはりWordの既定値で、[文字列の折り返し]が、ドラッグで自由に動かすことのできない[行内]で入りますので、テンプレートの方も、ドラッグで自由に動かせるように文字列の折り返しを設定します。
テンプレートを選択した状態で、
[図ツール]の[書式]タブ、[配置]グループの[文字列の折り返し]ボタンをクリックし、
一覧から[行内]以外のものを選べば、ドラッグで自由に動かせるようにはできるのですが、今回も写真の時と同様、[背面]を選択します。
[背面]を選ぶ理由は、やっぱり説明が超長くなって先に進めないので省きます!
何回か同様の文書を作ったり、または、何か別の文書を用意して、ある程度の量の文章を普通に入力し、更に文字列の折り返しを前面に設定した図、背面に設定した図の両方を入れてみると謎が解けるかも、です。
「真実は常に1つ!名探偵コナン!」
これでテンプレートもドラッグで自由に動かせるようになりました!
さてここで、挿入したテンプレートの、四辺をよ〜く見てみてください。
中には、葉書サイズの用紙に、テンプレートの位置がピッタリ合ってない、ちょぴっとだけズレてる・・・という場合があるかもしれません。
左の例では、上辺と左辺のテンプレートの位置が、ちょっとズレています。
というわけで、テンプレートの位置を用紙に合わせていきます。
テンプレートを選択した状態で、キーボードの[↑]や[←]キーなどの方向キーを、ポンッ、ポンッと押していくと、選択したテンプレートをちょっとずつ動かすことができるので、用紙にピッタリ合う位置まで動かします。
こういうちょっとずつ動かしたい場合にはマウスでドラッグするのはNG!
ドラッグで動かしてしまうと、たくさん動いてしまい、うまくいかないんです。
キーボードの方向キーを押してちょっとずつ動かすことで、テンプレートを用紙にピッタリ合わせることができました!
選択をどうする?
画像が複数重なると操作しづらいというのが弱点なWord 2007。
例えば、写真をマウスで移動させたかったとします。
写真を動かしたいわけですから、写真の所にマウスポインタを合わせ、マウスポインタが黒い十字の形になったらドラッグすれば移動できるはずなのですが・・・
いざ操作してみると、写真が動くと思いきや、テンプレートが動いてしまいました!
確認のために、実際にドラッグでテンプレートが動いてしまうことを操作してみた方は、[元に戻す]ボタンで、操作を戻しておいてください。
これは一見、写真を触っているように見えるのですが、実は、写真の上に重なっている、テンプレートの「透明の膜」を触っています。
結局、テンプレートを触っているわけです。
というわけで、写真の上にテンプレートが重なっている状態では、テンプレートをどこかに避けない限り、写真をドラッグで移動することはできません。
ということはですよ、写真の所でどんなにクリックしても、この状態ではいつまで経っても写真を選択することさえできないということになります。
写真の移動は、ドラッグでの操作ができなかったとしても、キーボードの方向キーを使って移動できるからまだいいですが、選択自体ができないのでは、そもそも写真に対する様々な操作ができないということになってしまいます。
そこで便利なのがこの方法!
写真の上に重なっているテンプレートなら、いつも通りクリックで簡単に選択できるので、まずはテンプレートを選択します。
次にキーボードの[Tab]キーをポンッと押すと・・・
写真を選択することができました!
写真が選択されているかどうかは、選択した時に表示されるポッチが、テンプレートとは違う位置に表示されるので分かりますね。
更に[Tab]キーをポンッと押すと、今度はワードアートを選択することができました!
また[Tab]キーを押すと、今度はテンプレートが選択できます。
こんな風に、[Tab]キーをポンポン押していくことで、文書内にある画像を順番に選択していくことができるんです!
でも、画像に何か操作を加えた後、[Tab]キーを押しても、次の画像の選択ができないことがあるようなので、その時は気を取り直して、もう一度、最初のようにテンプレートをクリックで選択してから[Tab]キーを押していくと、うまく選択できるようですヨ。
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写真の位置を調整しよう!
写真を入れてすぐに、大体の位置にグワッと動かしておいたものの、いざテンプレートを入れてみると、当然のことながら写真の位置が気に入らない!ということになってくると思います。
例えば左の例では、写真の位置が下すぎて、フレーム部分をすべて写真が埋めていません。
また、フレームから4人全員の顔が覗くようにしたいのですが、右下の女性の顔が一部しか見えていません。
というわけで、フレームから見える写真がいい感じになるよう、写真の位置を調整していきます。
前の章でご説明した通り、現段階では写真の上にテンプレートが重なっているため、マウスで直接写真を触って、ドラッグで移動することができません。
というわけで、キーボードの方向キーを使って、写真を移動していくことにしましょう!
まずはクリックでテンプレートを選択後、[Tab]キーを押して、
写真を選択します。
キーボードの[←]や[↑]といった方向キーを、ポンッ、ポンッと押して、写真を好みの位置まで動かしていきます。
ちょっとずつしか動きませんが、イライラはノンノン。
この時、動かしすぎて、最初に足らなかったところの反対側が、足りなくなってしまうようなことにならないよう、注意ですヨ。
フレーム部分すべてを写真で埋め、更にフレームから写真のいい所が見えるよう、写真の位置を調整することができました!
でも、中には、写真の大きさ自体が足りないので、フレーム部分すべてを写真で埋めることができない!という方もいらっしゃるかもしれません。
下の図は、写真の下辺を、葉書きの下辺ピッタリの位置まで持ってきたけれど、そもそもの写真の大きさ自体が足りないので、フレーム部分の上部が写真で埋まらず、隙間ができてしまっている状態です。
写真は、デジタルカメラで撮影した際に、カメラそのものの仕様や、カメラの設定によって、4:3や、16:9など、それぞれの幅と高さの比率で撮影されるため、文書に入れた時に違いが出てきます。
なので、写真を大きくしたい!ということは普通に起こります。
また、写真を大きくしたい!とは逆のパターンで、フレームから見える写真の顔が巨大すぎるので(笑)、写真を小さくしたい!という方もいらっしゃるかもしれません。
どちらの場合でも、次の章で写真の大きさを変えていきます。
写真の大きさを調整しよう!
さて、写真を大きくしたい!、または、小さくしたい!という風に思うことがあるかもしれません。
下の図の例では、写真が見えるフレーム部分の大きさに対して、写真の大きさ自体にかなりゆとりがあります。
もちろんこのままでもいいのですが、フレームから見える顔がバーンッ!と大きいので(笑)、写真の大きさ自体にもまだゆとりがあることですし、写真を少し小さくして、顔バーンッ!を解消したいと思います。
まずは2つ前の章の、[Tab]キーを使った方法で、写真を選択します。
写真を選択したことで表示されたポッチが、大きさを変えるためのものです。
このポッチのうち、四つ角のいずれかのポッチにマウスポインタを合わせます。
四つ角のポッチが、4つ全部見えていない場合は、4つのうちで見えているポッチに合わせれば、それでOKです。
ポッチにマウスポインタを合わせると、マウスポインタが両矢印の形になるので、小さくする方は内側に、大きくする方は外側にドラッグすると、
大きさを変更することができました!
高さ・横幅の両方とも、フレーム部分より写真の方が大きければ、フレーム部分すべてを写真で埋めることができますので、写真を小さくする方は、小さくし過ぎないよう大きさを整えてください。
さて、ここで更に、初心者の方向けにポイントを。
変化が分かりやすいように、あえてワードアートやテンプレートが無い図を使ってご説明します。
写真の大きさを変える時は、サイズを変更するポッチのうち、四つ角のいずれかを使います。
四つ角のいずれかのポッチを使えば、写真の縦横比を変えずに大きさを変更できますが、
左の図のような、四つ角ではないポッチを使って大きさを変えてしまうと、
写真の縦横比が変わってしまい、ひどすぎる結果になってしまうので注意ですヨ。
写真の大きさを整えることができました!
でも、こういう調整は一発でいい感じに整えるのが難しいかもしれません。
写真の大きさと位置を整えることを繰り返して、フレームから見える写真を調整してください。
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テキストボックスを入れる
今度は、暑中見舞いのメッセージ部分を作ります。
文書内の好きな位置に文字を配置できる、テキストボックスを使います。
[挿入]タブの[図形]ボタンをクリックして、一覧から[テキストボックス]ボタンをクリックします。
ドラッグで適当な大きさに描きます。
テキストボックスの大きさは、後からいくらでも調整できるので、ナーバスになる必要はありませんが、ハガキからはみ出さない程度で、ある程度大きめに描いておくと、後で操作しやすいです。
テキストボックスを描いたら、好みの文章を入力します。
入力している時、最後の方で、入力しているはずなのに文字が見えない!ということがあったら、それはテキストボックスの大きさが足りないために文字が隠れているだけです。
文字が隠れていると、残りの文字が入力しづらいと思いますので、残りは後にまわして、先に進みましょう。
入力が終わったら、テキストボックス内のフォントや、フォントサイズを変更します。
実はテキストボックスで、フォントやフォントサイズをうまく変えられない方が案外多くいらっしゃるのですが、その原因は、選択の仕方だったりします。
テキストボックスの周囲にポッチが表示されているから大丈夫!というわけではないんですヨ。
テキストボックス全体に変更を加える場合には、テキストボックスの周囲に表示されているポッチとポッチとをつなぐ線のところで、マウスポインタが左の図のような黒い十字の形でクリックして、初めて「テキストボックス全体」を選択できます。
テキストボックス全体を選択したら、[ホーム]タブの[フォント]ボックスや[フォントサイズ]ボックスを使って、好みの設定をします。
更に、今のままの状態ではテキストボックス自体に色が付いているので、テキストボックスの下にあるものが全て隠れてしまっています。
テキストボックスでは、中身の文字だけが見えていればそれでいいのであって、テキストボックス自体の色は必要ありません。
というわけで、先程と同じように、テキストボックス全体が選択されている状態で、[テキストボックスツール]の[書式]タブ、[テキストボックススタイル]グループにある、[図形の塗りつぶし]ボタンと、[図形の枠線]ボタンを使って、テキストボックスの色を無くします。
[図形の塗りつぶし]ボタンの[▼]をクリックすると一覧が表示されるので、[塗りつぶしなし]をクリックすると、テキストボックス自体の色が無くなります。
また、[図形の枠線]ボタンの[▼]をクリックし、一覧から[線なし]をクリックすれば、テキストボックスの枠線を消すことができます。
お次はテキストボックスの大きさを調整します。
テキストボックスが選択されている状態では、周囲にポッチが表示されます。
このポッチのいずれかにマウスポインタを合わせて、マウスポインタが両矢印の形になったらドラッグすると、大きさを変更することができます。
横幅を変えたり、
高さを変えたりして、テキストボックスのサイズを整えてください。
また、今まで操作してきたテンプレートや写真同様、テキストボックス全体が選択されている状態で、キーボードの[↑]や[←]などの方向キーをポンッ、ポンッと押していけば、テキストボックスの位置を微調整することもできます!
仕上げ
最後に、ワードアートの大きさや位置を微調整します。
まずはワードアートを選択しますが、いつも通り、左の図のようなマウスポインタが黒い十字の形でクリックして選択してもいいですし、このページでご紹介した[Tab]キーを使った選択方法でも、もちろんOKです。
ワードアートを選択して表示されたポッチのいずれかにマウスポインタを合わせ、マウスポインタが両矢印の形になったらドラッグすると、大きさを変更することができます。
この時、縦横比を変えずに大きさを変更したい場合には、やはり四つ角にあるポッチのいずれかを使うわけですが、ワードアートの場合は、更に[Shift]キーを押したままドラッグする必要があります。
また、今まで操作してきたテンプレートや写真同様、ワードアートが選択されている状態で、キーボードの[↑]や[←]などの方向キーをポンッ、ポンッと押していけば、ワードアートの位置を微調整することもできます!
これで完成です!
残りは印刷だけ。
「STEP3:印刷」に進みます!