ワード文書に「しおり」を挟む!ブックマーク

解説記事内の画像はWord 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Word 2016, 2013, 2010
Word 2016・2013・2010用 練習ファイル
(bookmark.docx  50.3KB)

しおり ブックマークとは、本に挟む「しおり」のこと。
Wordの文書内に、いつも見たり、いつも編集する箇所があるんだよね、ということなら、ブックマークを設定するのがおすすめ!
まるで「しおり」を挟んでいるように、すぐにその箇所に移動できようになります!

ブックマークの設定

ブックマークを設定したい箇所に文字カーソルを置く まずはブックマークを設定したい箇所に、文字カーソルを置くか、

ブックマークを設定したい箇所を範囲選択 ブックマークを設定したい箇所を範囲選択します。

文字カーソルを置くのか、範囲選択をするのかは、もうホントにお好みで。
ブックマークを設定した後、すぐにその箇所に移動できるようになるんですが、移動後に文字カーソルが置かれた状態なるのか、範囲選択した状態になるのかの違いなだけなので、お好みで大丈夫。

[ブックマーク]ボタン 文字カーソルを置くか、範囲選択したら、[挿入]タブ、[リンク]グループの[ブックマーク]ボタンをクリックします。

しおり 表示されたダイアログボックスの[ブックマーク名]欄の最上部で、好みの名前を入力し、[追加]ボタンをクリックすると、

自動的にダイアログボックスが閉じ、ブックマークが設定されます。
ブックマーク自体は、Wordのオプション設定を変えない限り、目には見えないので、ホントにブックマークが設定されたのかしら?とちょっぴり心配になりますが、問題ありません。

ブックマークを設定したい箇所が何箇所もあるなら、ここまでの操作を繰り返して設定します。

ブックマークの位置に移動([ブックマーク]ダイアログボックス編)

ブックマークが設定されていると、その位置に瞬時に移動することができます。

[ブックマーク]ボタン ブックマークが設定してある文書が開いてさえいれば、文字カーソルがどこにあろうが、何ページ目を見ていようが構いません。
ブックマークの設定のときと同様、[挿入]タブ、[リンク]グループの[ブックマーク]ボタンをクリックすると、

[ブックマーク]ダイアログボックスの[ジャンプ]ボタン ダイアログボックスが表示されます。
その文書に設定されているブックマークが一覧表示されているので、いずれかをクリックで選択し、[ジャンプ]ボタンをクリックすると、

ブックマーク位置 そのブックマークが設定してある位置に、瞬時に移動することができました!
そのブックマークを設定した際、文字カーソルを置いた状態で設定したのなら、ジャンプで移動後も文字カーソルを置いた状態に、

ブックマーク位置が選択される 範囲選択した状態でブックマークを設定していたのなら、ジャンプで移動後も範囲選択した状態になります。

移動後は、[閉じる]ボタンでダイアログボックスを閉じておきます。

ブックマークの位置に移動([ジャンプ]編)

[検索と置換]ダイアログボックスの[ジャンプ]を使っても、ブックマークの位置に瞬時に移動できます。

[ホーム]タブ ブックマークが設定してある文書が開いてさえいれば、文字カーソルがどこにあろうが、何ページ目を見ていようが構いません。
[ホーム]タブ、

[検索]ボタン [検索]ボタンの[▼]をクリックし、

[検索]ボタン [ジャンプ]をクリックします。

[ジャンプ]ダイアログボックス [移動先]で「ブックマーク」を選択し、右側に表示された[▼]をクリックすると、その文書に設定されているブックマークが一覧表示されるので、いずれかをクリックで選択し、[ジャンプ]ボタンをクリックします。

ブックマーク位置 ブックマークを設定した位置に瞬時に移動することができました!
そのブックマークを設定した際、文字カーソルを置いた状態で設定したのなら、ジャンプで移動後も文字カーソルを置いた状態に、

ブックマーク位置が選択される 範囲選択した状態でブックマークを設定していたのなら、ジャンプで移動後も範囲選択した状態になります。

移動後は、[閉じる]ボタンでダイアログボックスを閉じておきます。

Word 2010のスクロールバーのボタン 【Word 2010】
更に、Word 2010の方は、図のような、垂直スクロールバー最下部のボタンが、ブックマークの位置ごとにジャンプするボタンに変化しているので、必要であれば、通常の次のページや前のページに移るボタンに戻す操作をします。

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