ブックマークとは、本に挟む「しおり」のこと。
Wordの文書内に、いつも見たり、いつも編集する箇所があるんだよね、ということなら、ブックマークを設定するのがおすすめ!
まるで「しおり」を挟んでいるように、すぐにその箇所に移動できようになります!
ブックマークの設定
まずはブックマークを設定したい箇所に、文字カーソルを置くか、
ブックマークを設定したい箇所を範囲選択します。
文字カーソルを置くのか、範囲選択をするのかは、もうホントにお好みで。
ブックマークを設定した後、すぐにその箇所に移動できるようになるんですが、移動後に文字カーソルが置かれた状態なるのか、範囲選択した状態になるのかの違いなだけなので、お好みで大丈夫。
文字カーソルを置くか、範囲選択したら、[挿入]タブ、[リンク]グループの[ブックマーク]ボタンをクリックします。
表示されたダイアログボックスの[ブックマーク名]欄の最上部で、好みの名前を入力し、[追加]ボタンをクリックすると、
自動的にダイアログボックスが閉じ、ブックマークが設定されます。
ブックマーク自体は、Wordのオプション設定を変えない限り、目には見えないので、ホントにブックマークが設定されたのかしら?とちょっぴり心配になりますが、問題ありません。
ブックマークを設定したい箇所が何箇所もあるなら、ここまでの操作を繰り返して設定します。
ブックマークの位置に移動([ブックマーク]ダイアログボックス編)
ブックマークが設定されていると、その位置に瞬時に移動することができます。
ブックマークが設定してある文書が開いてさえいれば、文字カーソルがどこにあろうが、何ページ目を見ていようが構いません。
ブックマークの設定のときと同様、[挿入]タブ、[リンク]グループの[ブックマーク]ボタンをクリックすると、
ダイアログボックスが表示されます。
その文書に設定されているブックマークが一覧表示されているので、いずれかをクリックで選択し、[ジャンプ]ボタンをクリックすると、
そのブックマークが設定してある位置に、瞬時に移動することができました!
そのブックマークを設定した際、文字カーソルを置いた状態で設定したのなら、ジャンプで移動後も文字カーソルを置いた状態に、
範囲選択した状態でブックマークを設定していたのなら、ジャンプで移動後も範囲選択した状態になります。
移動後は、[閉じる]ボタンでダイアログボックスを閉じておきます。
ブックマークの位置に移動([ジャンプ]編)
[検索と置換]ダイアログボックスの[ジャンプ]を使っても、ブックマークの位置に瞬時に移動できます。
ブックマークが設定してある文書が開いてさえいれば、文字カーソルがどこにあろうが、何ページ目を見ていようが構いません。
[ホーム]タブ、
[検索]ボタンの[▼]をクリックし、
[ジャンプ]をクリックします。
[移動先]で「ブックマーク」を選択し、右側に表示された[▼]をクリックすると、その文書に設定されているブックマークが一覧表示されるので、いずれかをクリックで選択し、[ジャンプ]ボタンをクリックします。
ブックマークを設定した位置に瞬時に移動することができました!
そのブックマークを設定した際、文字カーソルを置いた状態で設定したのなら、ジャンプで移動後も文字カーソルを置いた状態に、
範囲選択した状態でブックマークを設定していたのなら、ジャンプで移動後も範囲選択した状態になります。
移動後は、[閉じる]ボタンでダイアログボックスを閉じておきます。
【Word 2010】
更に、Word 2010の方は、図のような、垂直スクロールバー最下部のボタンが、ブックマークの位置ごとにジャンプするボタンに変化しているので、必要であれば、通常の次のページや前のページに移るボタンに戻す操作をします。