文章を入力した後、「この文字は、ここではなく、あそこに入力すれば良かったな」とか、「これと同じ文字をここにも入力したいな」なんてことはよくあることです。
そんな時に便利なのが移動とコピー。
しかも今回ご紹介するのは、とっても手軽に移動やコピーをする方法です。
まずは、3行目の「お土産として」の文字を、同じ行の「当日は」と、その後ろにある「、」の間に移動したいと思います。
まずは移動したい文字を範囲選択します。
範囲選択した箇所に、マウスポインタを合わせると、マウスポインタが図のような白い矢印の形になるので、この形になったことを確認したら、移動したいところに向かってドラッグします。
ドラッグ中は、移動しているものをどこに入れたいのか、図のような棒が表示されます。
【Word 2010】
Word 2010では、ドラッグの最中に表示される棒が薄い色なので、ちょっと見えにくいかもです。
移動したい先まで棒を動かしたら、ドラッグをやめると、
範囲選択した文字を動かすことができました!
移動した文字のところに、図の青い矢印のようなボタンが表示されますが、これについては別の機会で詳しくご紹介します。
他の操作をすると消えますので、ほったらかしにしておいて大丈夫。
今回は移動とコピーの操作だけを集中して覚えてしまいましょう!
スポンサーリンク
ただドラッグすると移動。じゃぁコピーは?
今度は、5行目の「スタッフ一同」の文字を、6行目の最後にコピーしたいと思います。
コピーの操作では、先ほどの移動の操作に、キーボードの[Ctrl]キーを加えます。
実際、どんな操作になるのか、早速やってみましょう!
まずはコピーしたい文字を範囲選択します。
範囲選択した箇所に、マウスポインタを合わせると、マウスポインタが図のような白い矢印の形になるので、この形になったことを確認したら、コピー先に向かって[Ctrl]キーを押したままドラッグします。
ドラッグ中は、コピーするものをどこに入れたいのか、図のような「+」マーク付きの棒が表示されます。
コピー先まで棒を動かしたら、ドラッグの手を放してから[Ctrl]キーを放します。
範囲選択した文字をコピーすることができました!
コピーした文字のところに、図の青い矢印のようなボタンが表示されますが、これについては別の機会で詳しくご紹介します。
他の操作をすると消えますので、ほったらかしにしておいて大丈夫。
今回は移動とコピーの操作だけに集中して覚えてしまいましょう!
今回ご紹介したコピーの方法は、ドラッグをやめるときがポイント。
ドラッグの手を放してから[Ctrl]キーを放します。
もし、これが逆になってしまうと、コピーにはならず、ただの移動になってしまいます。
ドラッグの手が放れる時にも[Ctrl]キーが押されているからこそ、コピーになるわけですね。
これからも、何かのキーを押しながらドラッグ、という操作が様々なところで出てきますが、いずれもマウス放して、キー放すが、手順のポイントになります!
ドラッグでの移動とコピー まとめ
今回の操作では、重要なポイントが何個も出てきます。
いずれのポイントも、操作ミスをしないために知っておくべきポイントだったり、他の操作にも考え方が応用できるものだったりと、重要なものばかりです。
【ポイント1】
スタート時のマウスポインタの形は白い矢印の形。
移動またはコピーしたい文字を範囲選択後、その範囲選択した箇所にマウスポインタを合わせると、マウスポインタがこの白い矢印の形になります。
マウスポインタがこの形になることで、ドラッグで移動やコピーができるわけです。
このように、Wordでは様々な状況でマウスポインタの形が変わっていくので、マウスポインタの形を確認してから操作を始めるのが、Word上達の秘訣なんです!
【ポイント2】
移動はドラッグ。
コピーは[Ctrl]キーを押したままドラッグ。
あとで、「あれ?何キーを押すとコピーになるんだっけ?」と忘れてしまいそうになりますが、「Copy」(コピー)と「Ctrl」、どちらも頭文字が「C」なので、[Ctrl]キーでコピーになると覚えると覚えやすいです。
【ポイント3】
ドラッグ中のマウスポインタの形に注目!
ドラッグで移動している際は、マウスポインタの形が図のようになります。
コピーの場合は、移動の時のマウスポインタの形に、更に「+」マークが加わります。
コピーして増やすよ、という意味でプラスマークが付くと覚えるといいと思います。
【ポイント4】
マウス放して、キー放す
コピーの操作では、[Ctrl]キーを押したままドラッグしているわけですが、ドラッグをやめるときに、どちらの手から放すのかがポイント。
マウスの手を放してから、[Ctrl]キーの手を放します。