書式のコピー/貼り付け

書式のコピー/貼り付けの操作画像1 左の図の「電話番号」という文字には、太字/フォントの色が赤/二重下線という飾り付け(書式)が施されています。

これと全く同じ飾り付けを、上の図の「次レベル」という文字にも設定したい場合、範囲選択してわざわざ[太字]や[フォントの色]などのボタンを1つずつ押していったのでは、時間がかかるし面倒!

そこで便利なのが[書式のコピー/貼り付け]という機能!
でも、この機能をマスターする前に是非読んで頂きたい記事が・・・
それは「範囲選択:基本編」。
な〜んだ、範囲選択なんて余裕でできるよ!と思ったそこのあなた!(笑)

マウスポインタの画像 まさか行を範囲選択する時も、左の図のようなマウスポインタの形で、ダラダラッとドラッグしていませんか? 是非、先に「範囲選択:基本編」をご覧ください!

書式のコピー/貼り付け:文字編

書式のコピー/貼り付けの操作画像2 まずはコピーしたい書式が設定されている文字を範囲選択します。

書式のコピー/貼り付けの操作画像3 [ホーム]タブ、[クリップボード]グループの[書式のコピー/貼り付け]ボタンをクリックするか、

書式のコピー/貼り付けの操作画像16 ミニツールバーの[書式のコピー/貼り付け]ボタンをクリックします。

書式のコピー/貼り付けの操作画像4 同じ書式を設定したい文字を、ドラッグでなぞります。
この時、マウスポインタの形は、ペンキを塗るような「ハケ」の形になっています!

【マウスポインタの形】
書式のコピー/貼り付けの操作画像5

書式のコピー/貼り付けの操作画像6 あっという間に、コピー元と同じ書式を設定することができました!

操作が終わると、[書式のコピー/貼り付け]ボタンは自動的にOFFになり、マウスポインタの形も、「ハケの形」から通常の状態に戻ります。

ここまでの操作を、Be Cool Users得意の(笑)「セリフ」に置き換えると、

この コピー元を範囲選択
書式を [書式のコピー/貼り付け]ボタン
ここに 設定したい箇所を選択

書式のコピー/貼り付け:段落編

書式のコピー/貼り付けの操作画像7 左の図の1行目には、フォントサイズ:14pt/太字/斜体/中央揃えという飾り付け(書式)が設定されています。

これと全く同じ飾り付けを、下から4行目にも設定したいと思います。

この書式をここに」という操作手順は変わりませんが、1行目の書式を、下から4行目に持って行くので、そうです!お察しのとおり、マウスポインタの形が変わってきます。

書式のコピー/貼り付けの操作画像8 コピーしたい書式が設定されている箇所を範囲選択します。

今回は1行目を範囲選択したいわけですから、「範囲選択:基本編」のように、範囲選択時のマウスポインタの形は上の図のようになりますね。
そして、末尾の改行マーク(段落記号)まで範囲選択されています。

書式のコピー/貼り付けの操作画像3 [書式のコピー/貼り付け]ボタンをクリックします。

書式のコピー/貼り付けの操作画像9 今回は下から4行目に設定したいわけですから、下から4行目をクリックで選択します。

この時、マウスポインタの形は行単位の範囲選択の時と同じです。
左余白にマウスポインタがある時は、「ハケ」の形にはならないんです。

書式のコピー/貼り付けの操作画像10 あっという間に、コピー元と同じ書式を設定することができました!

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書式のコピー/貼り付け 連続技!

書式のコピー/貼り付けの操作画像11 ここまでは、コピー元の書式を、1箇所に持って行きました。

今回は、左の図の「電話番号」という文字に設定されている書式を、複数箇所に設定したいと思います。

でもここで、先程までの操作を思い返してみると、「この書式をここに」という操作手順が終わると、[書式のコピー/貼り付け]ボタンは自動的にOFFになり、マウスポインタの形も、「ハケの形」から通常の状態に戻ってしまいました。

ということは、今回のように複数箇所に設定したい場合には、「この書式をここに」と、1つ目の設定が終わったら、また同じ操作を繰り返して2つ目を設定しなければなりません。
何回もコピー元を範囲選択したり、何回も[書式のコピー/貼り付け]ボタンを押すのはとても面倒!

書式のコピー/貼り付けの操作画像2 そんな時には、連続技を使います!
まずはコピーしたい書式が設定されている箇所を範囲選択します。

書式のコピー/貼り付けの操作画像3 [書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックします。

書式のコピー/貼り付けの操作画像12 1つ目の設定したい箇所をドラッグでなぞります。

この時点で、先程までは[書式のコピー/貼り付け]ボタンが自動的にOFFになり、マウスポインタの形も、「ハケの形」から通常の状態に戻ったわけですが、今回の場合は、まだボタンもONのままですし、マウスポインタも「ハケの形」のままです。

[書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックすることで、ずっとボタンをONの状態のまま保てるので、連続設定ができるようになるんです!

書式のコピー/貼り付けの操作画像13 というわけで、2つ目の設定したい箇所もドラッグでなぞります。

書式のコピー/貼り付けの操作画像14 さぁ、これですべての箇所に書式をコピーすることができました!

でも、まだ気を抜いてはいけません!
コピー先が選択された状態を解除するため、文書内のどこかでクリックしたくなりますが、マウスポインタはまだ「ハケの形」のままです。

この状態のまま、文書内のどこかをクリックしてしまうと、マウスポインタはまだ「ハケの形」なわけですから、そこにも書式をコピーしてしまうことになってしまいます!

書式のコピー/貼り付けの操作画像15 [書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックして、ずっとボタンをONの状態のまま保てるようにしていたわけですから、責任もってボタンを自分でOFFにします。
[書式のコピー/貼り付け]ボタンをクリックするか、[Esc]キーを押せば、OFFにできます!

この書式をここに」という操作手順を、[書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックすることで、「この書式をここにもここにも・・・」と連続させることができました!

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