文書内に自分で描いた図形や、
文書に入れた写真やイラストといった画像は、
文字列の折り返しが「行内」以外なら、ドラッグで自由に動かすことができます。
ところがドラッグでの操作は、どうしても細かく繊細に動かすことが難しいため、ほんのちょっぴりだけ動かしたいというときには、なかなかうまくいきません。
そこで今回ご紹介するのが、灯台もと暗しの方法。
「そうか!この手があったじゃん!」というとても手軽な方法なのですが、例外の対処方法も合わせてご紹介します!
但し、テキストボックスなどの、中に文字が入った図形や、ワードアートの場合は、操作は同じなのですが、少しコツが必要なので、このページをご覧いただいた後、「テキストボックス 移動のコツ」をご覧ください。
ほんの少しの移動
まずは移動したい図形や画像の、真ん中あたりにマウスポインタを合わせ、マウスポインタが黒い十字の形でクリックすると、それを選択できます。
選択することで、その周囲にポッチが付き、「今からこれに対して操作を行いますよ〜」という合図を送ったことになります。
そして、キーボードの[→][↑]といった、動かしたい方向の矢印キーをポンッポンッと押していくと、押した分だけほんのちょっとずつ動いていきます!
グリッド線が表示されているときはこの技!
言われてみると、「なるほど」と思う灯台もと暗しの今回の技ですが、グリッド線が表示されているときは、そのグリッド線に設定されている間隔に合わせて動こうとするため、[→][↑]といった方向キーを使っても、ちょっとずつの移動はできません。
そこでグリッド線が表示されているときは、
図形や画像を選択した後、ただ[→][↑]といった方向キーを押すのではなく、[Ctrl]キーを押したまま[→][↑]といった方向キーをポンッポンッと押していけば、押した分だけほんのちょっとずつ動かすことができます!