左の図のような、担当者別の表があったとします。
D列・G列には数式が入力されているので、
アウトラインの自動作成を行うと、Excelは数式のある列を自動的に判断して、こんな風に折りたためるよう、詳細データをグループ化してくれます。
でも、左の図のように、「木村さん」のデータをワンタッチで全部折りたためるようにしたいな~といった、Excelの判断とは違う、自分の好きなように折りたためるようにしたい場合には、手動でグループ化を行います。
まずは折りたためるようにしたい行や列を選択します。
今回は「木村さん」分の列を折りたためるようにしたいわけですから、B列からD列を選択します。
[データ]タブ、[アウトライン]グループの[グループ化]ボタンをクリックすれば、
設定完了です!
表示された数字のボタンや、[-]のボタンの使い方については、アウトライン記号で詳しくご紹介しています!
グループ化する際の注意点
今回のように、手動でグループ化する際、折りたためるようにしたい行や列を範囲選択してからグループ化するわけですが、この範囲選択時に気を付けたいことが。
例えば下の図のような表で、
「木村さん」分の列(B~D列)
「福山さん」分の列(H~J列)・「堤さん」分の列(K~M列)
を一気に折りたためるようにして、「岡田さん」分のものだけが表示されるようにしたい、といった場合、折りたためるようにしたいB~D列とH~M列を一緒に範囲選択して設定しようとすると、
B~D列(1箇所目)、H~M列(2箇所目)という離れた箇所を一緒に範囲選択したので、グループ化することができません。
こういった場合は、まず1箇所目を範囲選択してグループ化してから、
2箇所目を範囲選択してグループ化する、というように、1箇所ずつ設定していけばOKです!