印刷範囲の設定・解除

解説記事内の画像はExcel 2019のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2019, 2016, 2013, 2010
  • Office 365
Office 365は、バージョン1902と、バージョン1910で動作確認しています。

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この範囲だけ印刷したい エクセルは基本的に、シート内にある全てのものを印刷しようとします。
もし、印刷しようとしているシート内に、印刷したくないものがある場合には、「印刷はここだけ」という印刷範囲を設定します!

印刷範囲の設定は、解除するまで有効なので、文書を閉じても設定は残ってくれます。
でも逆に、「その設定は残らなくていい」「今だけ、この範囲のみを印刷したいんだ!」という場合には、わざわざ印刷範囲を設定しなくとも、選択した部分だけを印刷する方法があります。
このページでは、解除するまで有効な、[印刷範囲の設定]をご紹介します!

解除するまで有効印刷範囲の設定
(このページの方法)
その時だけ選択した部分を印刷

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印刷範囲の設定

範囲選択 「ここだけ印刷したい!」というセルを範囲選択します。

[印刷範囲]ボタン [ページレイアウト]タブ、[ページ設定]グループの、[印刷範囲]ボタンをクリックし、

[印刷範囲の設定] [印刷範囲の設定]をクリックします。
これで印刷範囲の設定は完了!
もう設定は終わったので、範囲選択は解除してしまって構いません。

[ファイル]タブ 本当に設定できたのか、印刷範囲を確認したい場合には、[ファイル]タブをクリックし、

[印刷] 左側の一覧から[印刷]をクリックして、

印刷プレビュー 印刷プレビューを見ると、印刷範囲に設定した箇所しか印刷されないことが分かります!

編集画面に戻る 【Excel 2019・2016・2013 / Office 365】
印刷プレビューから、元の編集画面に戻りたい場合には、画面左上の矢印ボタンをクリックします。

[ファイル]タブ以外 【Excel 2010】
印刷プレビューから、元の編集画面に戻りたい場合には、[ファイル]タブ以外をクリックします。

印刷範囲の解除

基本的なExcelの動きどおり、再びシート内にある全てのものを印刷するように戻したくなったら、印刷範囲を解除します。
(でも、一時的に解除したいという場合なら、次の章の「印刷範囲を無視」が便利です。)

どれか1つのセルを選択 印刷範囲を解除したい場合には、解除したいシート内ならどこでもいいので、どれか1つのセルを選択し、

[印刷範囲]ボタン [ページレイアウト]タブ、[ページ設定]グループの、[印刷範囲]ボタンをクリックし、

[印刷範囲のクリア] [印刷範囲のクリア]をクリックします。
これだけの操作で、印刷範囲は解除できています。

印刷範囲の設定はそのまま、一時的に無視

印刷範囲は設定したままにしておきたいけれど、一時的に印刷範囲を解除したい場合には、これからご紹介する「印刷範囲を無視」が便利。

[ファイル]タブ [ファイル]タブをクリックし、

[印刷範囲を無視] 左側の一覧から[印刷]をクリック。
その右側に表示された[設定]カテゴリーの先頭にある[▼]をクリックし、[印刷範囲を無視]をクリックします。

この[印刷範囲を無視]は、もう一度クリックして無視を解除するか、文書ファイルを閉じるまで有効です。
[印刷範囲を無視]を有効にしたまま文書を保存して閉じても、次にその文書ファイルを開くと、[印刷範囲を無視]は無効になっているので、本当に一時的な無視という風に考えてください。

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