「行や列の選択」のページでは、基本的な行・列の選択の操作についてご紹介しました。
今回は更にちょっとだけパワーアップして、[Shift]や[Ctrl]キーを使って、行・列を選択する技をご紹介します!
まずは下の図のような例を使って、「4行目から10行目 と 18行目から24行目」を選択してみます。
4行目の行番号にマウスポインタを合わせ、マウスポインタの形が左の図のようになったら、10行目の行番号までドラッグします。
この操作は「行や列の選択」のページでご紹介しているのでOKですね?
4行目から10行目までを選択できました。
先程選択した行はそのまま、加えて18行目から24行目までを選択してみます。
18行目の行番号にマウスポインタを合わせて、[Ctrl]キーを押したまま24行目の行番号までドラッグすれば、
「4行目から10行目 と 18行目から24行目」を選択することができました!
この範囲選択のポイントは、連続した行を1つのグループとして、「4行目から10行目まで」を1箇所目、「18行目から24行目まで」を2箇所目という風に考え、2箇所目以降から[Ctrl]キーを使うこと。
1箇所目からではないので注意です。
これをBe Cool Users得意の(笑)セリフで表現すると、「ココとココ」。
ココ | 1箇所目の「4行目から10行目まで」を選択 |
---|---|
と | [Ctrl]キーを押したまま |
ココ | 2箇所目の「18行目から24行目まで」を選択 |
「[Ctrl]キーを押したまま」というのが、セリフの「と」を意味するので、それで2箇所目以降から[Ctrl]キーを使う・・・と覚えれば良いと思いますヨ。
スポンサーリンク
連続した複数行の選択
さて、「何行目から何行目までを選びたい」といった時に、その範囲が広ければ広いほど、ドラッグで選択するのは手がツリそう(笑)。
そこで便利なのが[Shift]キー。
今回は「3行目から11行目まで」を選択してみます。
まずは選択したい範囲の先頭、3行目だけをクリックで普通に選択します。
選択したい範囲の最後の行を、[Shift]キーを押したままクリックで選択すると・・・
3行目から11行目までを選択することができました!
この選択方法の利点は、選択したい範囲の先頭の行(始点)と最後の行(終点)をクリックするだけで選択できるところ。
ドラッグの必要が無いので、操作がスピーディーです。
この操作をセリフで表現すると、「ココからココまで」。
ココ | 始点の行を選択 |
---|---|
から | [Shift]キーを押したまま |
ココまで | 終点の行を選択 |
[Shift]キーと[Ctrl]キーの合わせ技
このページの最初に、ドラッグと[Ctrl]キーを使って「4行目から10行目 と 18行目から24行目」を選択しましたが、[Shift]キーと[Ctrl]キーを組み合わせて使えば、ドラッグを使わずにクリックだけで選択することができます。
連続した行を1つのグループとして、「4行目から10行目まで」を1箇所目、「18行目から24行目まで」を2箇所目という風に考えます。
まずは1箇所目の「4行目から10行目まで」を選択します。
1箇所目の始点である4行目だけをクリックで普通に選択し、
1箇所目終点の10行目を、[Shift]キーを押したままクリックで選択すれば、1箇所目の「4行目から10行目まで」を選択することができました!
続いて2箇所目を選択します。
2箇所目の先頭である18行目を、[Ctrl]キーを押したままクリックで選択します。
2箇所目終点の24行目を、[Shift]キーを押したままクリックで選択すれば完了です!
この範囲選択は、1箇所目、2箇所目それぞれの連続した行を、[Shift]キーで範囲選択することに変わりありませんが、1箇所目・2箇所目という離れた部分を合わせて範囲選択するために[Ctrl]キーでつなげているイメージです。
これをセリフで表現すると、「ココからココまでとココからココまで」。
ココ | 1箇所目の始点の行を選択 |
---|---|
から | [Shift]キーを押したまま |
ココまで | 1箇所目の終点の行を選択 (1箇所目の選択が終わったら[Shift]キーは離してOK) |
と | [Ctrl]キーを押したまま |
ココ | 2箇所目の始点の行を選択 (2箇所目の始点の選択が終わったら[Ctrl]キーは離してOK) |
から | [Shift]キーを押したまま |
ココまで | 2箇所目の終点の行を選択 |
列の操作も同じ
ここまでは「行」の操作をご紹介してきましたが、同様にして[Shift]や[Ctrl]キーを使って「列」を選択することももちろん可能ですので、ぜひ操作してみてください!