分割データに日付や、先頭にゼロがつく数字がある場合の区切り位置の指定

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010
Excel 2016・2013・2010用 練習ファイル
(text-to-columns-number.xlsx  9.64KB)

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では、区切り位置を使ってデータを分割する方法をご紹介していますが、

分割後に日付の形式で表示させる 分割したいデータに日付をあらわすものがあって、分割後にはそれを日付の形式で表示したい場合や、

分割後も、先頭にゼロをつけたまま数字を表示させる 分割後も、先頭にゼロをつけたまま表示させたい数字がある場合には、区切り位置の指定時に、合わせて表示形式の指定もしてしまいます。

分割後に頭のゼロが消えた 特に、先頭にゼロをつけたまま表示させたい数字があるのに、表示形式を指定せず区切り位置を完了してしまうと、分割後に、頭についているゼロが消えています!
今回はそれを防ぐ設定方法をご紹介しますので、原因の方を知りたい方は、ぜひ「頭のゼロを表示する[001と表示する]」をご覧ください。

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分割後の数字の先頭に、ゼロをつけたまま表示させる

区切り位置指定ウィザード 3/3 区切り位置の設定時に、合わせて表示形式も指定するには、[区切り位置指定ウィザード]の[3/3]にある、[列のデータ形式]欄と[データのプレビュー]欄を使います。

[データのプレビュー]欄で列を選択 分割後も、先頭にゼロをつけたまま表示させたい数字がある場合には、表示形式を「文字列」にする必要があります。
[データのプレビュー]欄で、先頭にゼロをつけて表示させたい数字がある列のところでクリックすると、その列を選択できるので、

[列のデータ形式]で[文字列] [列のデータ形式]で[文字列]を選択します。

他にも表示形式を変更したい列がある場合には、ここまでの[データのプレビュー]欄で列を選択し、[列のデータ形式]で表示形式を選択する操作を繰り返します。
もちろん、必要なところだけ設定すればいいので、他の列は表示形式を指定する必要がないのであれば、指定しなくてOKです。

日付をあらわす数字を、分割後に日付の形式で表示させる

区切り位置指定ウィザード 3/3 区切り位置の設定時に、合わせて表示形式も指定するには、[区切り位置指定ウィザード]の[3/3]にある、[列のデータ形式]欄と[データのプレビュー]欄を使います。

[データのプレビュー]欄で列を選択 分割後に、日付の形式で表示させたいデータがある場合には、[データのプレビュー]欄で、日付をあらわすデータのところをクリックすると、その列が選択できるので、

[データのプレビュー]欄で列を選択 [列のデータ形式]で[日付]を選択します。
更にその隣で「YMD」が選択されていることを確認します。
これは現在の数字データが、「Year・Month・Day」の順番で入力されていますよ、とExcelさんにお伝えするものです。
もし、分割前のデータが、「Month・Day・Year」など、別の順番で入力されている場合には、[▼]をクリックし、その順番のものを選択します。
この[▼]の選択肢は、けして分割後にこの順番で表示して欲しいという指定ではないので、ご注意ください。

他にも表示形式を変更したい列がある場合には、ここまでの[データのプレビュー]欄で列を選択し、[列のデータ形式]で表示形式を選択する操作を繰り返します。
もちろん、必要なところだけ設定すればいいので、他の列は表示形式を指定する必要がないのであれば、指定しなくてOKです。

分割後に緑色の三角が出た

あとは、

のページでご紹介しているように、

[完了]ボタン [表示先]も忘れず設定し、[完了]ボタンをクリックします。

[完了]ボタン もし、このようなメッセージが表示された場合には、このメッセージについて、下記のページの最後の章でご紹介しています。

分割完了 データを分割することができました!
表示形式の設定をした箇所も、ちゃんと指定どおりに表示されています!

分割後に緑色の三角が出た 分割後の各セルの左上に、緑色の三角が表示されますが、これは数字だけど、文字として扱われているよ、というExcelさんからのメッセージ。
放置でOKです。
これについてもう少し知りたい方は、「頭のゼロを表示する[001と表示する]」ページの、「文字列の表示形式を使って、頭の0が消えないようにする」の章をご覧ください。

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