箇条書きの基本設定
- Word 2019, 2016, 2013, 2010
- Office 365
(bulleted-list.docx 14.0KB)
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今回ご紹介するのは、入力した文章を、
箇条書きに設定する方法。
箇条書きは、段落単位で設定されますので、「段落って何?」という方は、Wordの超重要知識なので、まずは「段落とは」をご覧ください。
【 目次 】
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箇条書きの設定
冒頭でもお話ししたとおり、箇条書きは段落単位で設定されます。
というわけで、箇条書きを設定したい場合には、まずは設定したい段落を範囲選択します。
[ホーム]タブ、[段落]グループの[箇条書き]ボタンをクリックします。
このボタンは、絵柄の部分と、[▼]の部分の2層構造になっていて、絵柄のボタンをクリックすると、
文書を開いてから最初の箇条書きの設定の時には「●」の箇条書きが、文書を開いた後、既に箇条書きを設定している場合には、その時に使った箇条書きが設定されます。
[▼]をクリックした場合には、
[行頭文字ライブラリ]の一覧から選ぶことができますし、
作業中の文書のどこかで、すでに箇条書きが設定されている場合には、[文書の行頭文字]に、一覧として表示されるので、そこから選んでもOKです。
一覧に気に入った記号が無い場合には
もし、箇条書きの一覧に好みのものがない場合には、[新しい行頭文字の定義]をクリックすると、
ダイアログボックスが表示されるので、[記号]ボタンをクリックし、
更に表示されたダイアログボックスで、好みの記号を選択します。
記号選びの参考に「箇条書きに便利な記号」の章も、ぜひご覧ください。
好みの記号をクリックで選択してOKボタンをクリックすると、
最初のダイアログボックスに戻ってきます。
[文字書式]ボタンをクリックすると、
この箇条書き記号の部分だけ、色を変更したい、といった設定ができます。
[OK]ボタンをクリックすると、
最初のダイアログボックスに戻ってくるので、更に[OK]ボタンをクリックすれば、
好みの記号で箇条書きを設定することができました!
今回の例では、設定の際に、[文字書式]ボタンで色も変更しているので、文章の色はそのまま、箇条書き記号の色だけ変わっていることが分かります!
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すでに設定されている箇条書きの記号を変更するには
すでに箇条書きが設定されている段落で、「他の箇条書きの記号にしたいなぁ」という場合も、設定のときと操作は同じです。
箇条書きの記号を変更したい段落を範囲選択します。
箇条書きがすでに設定されている段落を範囲選択すると、文章は選択されるものの、箇条書き記号は選択されないので不安になりますが、それで何の問題もありません。
[ホーム]タブ、[段落]グループにある、[箇条書き]ボタンの[▼]をクリックし、設定の時と同じ要領で箇条書き記号を選択します。
もし、[文字書式]ボタンで色を設定していないのに、思いがけず箇条書き記号に色が付いてしまったら、
前の操作で、別の箇所に設定した色つきの箇条書きの色情報が残っているだけなので、[箇条書き]ボタンの[▼]から[新しい行頭文字の定義]をクリックし、
再度[文字書式]ボタンで好みの色を選べばOKです。
箇条書きの解除
箇条書きが設定されている段落を範囲選択すると、
範囲選択した段落の状態がリボンにも表示されるので、この段落には箇条書きが設定されていますよ、という合図で、[箇条書き]ボタンがONの状態になっています。
この[箇条書き]ボタンの絵柄の部分をクリックすれば、ボタンをOFFにできるので、
箇条書きも解除されます。
[行頭文字ライブラリ]に表示させたくない記号がある場合には
[箇条書き]ボタンの[▼]をクリックして表示される[行頭文字ライブラリ]は、お使いのWordで過去に設定した箇条書き記号が履歴として表示されていきます。
Word 2019では、29個までは残ることを確認しておりまして、更にもっと残るように思いますので、使い続けていくにつれ、行頭文字ライブラリにはたくさんの記号が表示されることになります。
もし、[行頭文字ライブラリ]に表示させたくない記号がある場合には、[行頭文字ライブラリ]の、表示させたくない記号のところで右クリック、[削除]をクリックします。
ただし、この操作はあくまでも、[行頭文字ライブラリ]に記号を表示させたくない場合の操作で、段落に設定してある箇条書きを解除する操作ではありません。
箇条書きに便利な記号
箇条書き記号を選択する際、[新しい行頭文字の定義]をクリックし、
表示されたダイアログボックスで、[記号]ボタンをクリックすると、
更に表示されたダイアログボックスで、記号が選べるわけですが、記号は、フォントによって、表現できる記号が違ったりする場合があります。
メイリオやMS明朝など、メジャーどころのフォントで、
記号の種類が選べる場合には、「その他の記号」や、「装飾記号」を見てみると、箇条書きに便利な記号が並んでいます!
ここまでで、箇条書きの基本設定についてご説明しましたが、箇条書きが設定してある文章を扱う時に、是非とも知っておきたいのが、「段落を変えずに改行」の操作。
これは知っておいて絶対に損はありません!
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