「セルの書式設定 基本のキ(罫線で混乱しやすいポイント編)」の続きです。
今回は下図のような表を、更に見やすく、キレイにするために、
このような色を設定してみます!
ここでも大切なポイントは、やっぱりフォント編、罫線編の時と同じです!
ここに(範囲選択)
コレする(ボタンなどを押して書式設定)
セルに色をつける
最初は、A4番地からD4番地のセルに、色を塗ってみたいと思います。
色を塗りたいセルは、A4番地からD4番地なので、A4番地からD4番地を範囲選択します。
セルに色を塗る時に使うのが、[ホーム]タブ、[フォント]グループの、[塗りつぶしの色]ボタンです。
このボタンの[▼]をクリックすると、
色の一覧が表示されます。
この一覧は、[テーマの色]、[標準の色]という分類に分かれています。
[テーマの色]に表示される色は、その文書に設定されているテーマによって変わってきます。
「Excel 基礎講座」でこの記事を読んでいる方は、「テーマ」という機能については後々詳しく触れますので、「「テーマ」という設定があって、それによって、この一覧の色が変わるんだぁ」とだけ思っていただければOKです。
そして、この一覧にある好みの色にマウスポインタを合わせる(クリックではなく合わせる)と、「もしこの色を選ぶとこんな感じになりますよ〜」と、現在選択しているセルの色が変わります。
実際の設定をする前に、シュミレーションしてくれるわけです。
このシュミレーションのことを、「プレビュー」と言います。
プレビューしてみて、これがいい!という色が見つかったら、その色をクリックすれば、設定完了です!
ちなみに、この[塗りつぶしの色]ボタンは、バケツの絵の部分と、[▼]の部分の2部構成になっています。
[▼]の部分をクリックすれば色の一覧が表示されますが、バケツの絵の部分は、よ〜く見ると、バケツの下に色が表示されています。
このバケツの下の色は、Excelを起動後、そのボタンで最近選択した色が表示されるようになっているので、他のセルにも同じ色を設定したい時には、いちいち[▼]をクリックして一覧から色を選ばなくても、このバケツの絵の部分をクリックすれば設定できるようになっています。
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他のセルにも設定してみよう
他のセルにも、塗りつぶしの色を設定してみます。
A5番地からD5番地を範囲選択して、
左の図の色を設定してみます。
更にA6番地からA8番地には、
左の図のような、ちょっと薄めの色を設定してみます。
A9番地からD9番地には、
このような色を設定してみます。
A10番地からA11番地には、
このような色を設定してみます。
そして、C13番地からC15番地には、
このような色を設定してみます。
文字の色
C13番地からC15番地には、濃い目のセルの色を設定したので、文字が読みづらく感じます。
そこで、今度は文字の色を変えてみます。
文字の色を変えたいセルは、C13番地からC15番地なので、C13番地からC15番地を範囲選択します。
[塗りつぶしの色]ボタンの隣にあるのが、[フォントの色]ボタン。
このボタンで文字の色を変えることができます。
[フォントの色]ボタンの[▼]をクリックし、一覧から色を選択します。
選択したセルの、文字の色を変えることができました!
[フォントの色]ボタンも、[塗りつぶしの色]ボタンと同様に、[A]の部分と[▼]の部分の2部構成になっているボタンです。
考え方は、[塗りつぶしの色]ボタンともちろん同じです。