ハイパーリンク関数でポチっとWebに移動

解説記事内の画像はExcel 2019のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2019, 2016, 2013, 2010
  • Office 365
Office 365はバージョン1803、ビルド9126.2315で動作確認しています。

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ハイパーリンクをクリック HYPERLINK関数を使えば、指定した文字をクリックすると、指定したWebサイトに移動することができます!

HYPERLINK関数の引数

リンク先 クリックしたときにどこに移動したいかを指定
(URLをダブルクォーテーションで囲むことをお忘れなく。)
別名 リンクとして表示される文字を指定

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HYPERLINK関数の基本設定

セルを選択 HYPERLINK関数を設定したいセルを選択し、数式バーの[関数の挿入]ボタンをクリックします。

HYPERLINK関数を選択 関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
今回はHYPERLINK関数を使いたいので、一覧から「HYPERLINK」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。
ちなみに、この一覧から「HYPERLINK」を選択する際、「HYPERLINK」の頭文字である「H」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。

ダイアログボックスで「HYPERLINK」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、関数の設定をするダイアログボックスが表示されます。

[リンク先] [リンク先]には、移動先にしたいWebページのURLを指定します。
この時、Excelには、数式内の文字はダブルクォーテーションで囲むというお約束があるので、URLはダブルクォーテーションで囲みます。

[別名] [別名]には、HYPERLINK関数を設定したセルに表示させたい文字を指定します。
もちろん、文字を指定する場合には、数式内の文字はダブルクォーテーションで囲むというお約束があるので、指定した文字をダブルクォーテーションで囲みます。
[OK]ボタンをクリックすると、

HYPERLINK関数を設定完了 HYPERLINK関数を設定することができました!

[別名] ちなみに、引数[別名]は省略が可能です。
もし、省略した場合には、[リンク先]に設定したURLが、

HYPERLINK関数を設定完了 そのまま表示されます。

ハイパーリンクをクリック HYPERLINK関数で表示された文字をクリックすると、

Webページを表示 指定したURLのWebページを表示することができました!

&を使って、URLを生成する

アクセスレポート Webサイトを運営している方だったりすると、Googleアナリティクスのレポートで各ページの一覧を見ている方も多いと思います。
ただ、このようなページ名だけだと、その前に付くドメイン名もありませんし、リンクの状態にもなっていないため、そのページに移動することができません!

そこでHYPERLINK関数を使って、「https://」や「http://」から始まるアドレスの最初の部分と、セルに入力されているページ名をくっつけてURLを生成し、なおかつそれをリンクの状態にして、そのページに移動できるようにしていきます。

[リンク先] [リンク先]に設定するURLは、「https://」や「http://」から始まるアドレスの最初の部分と、セルに入力されているページ名をくっつけたものですから、

[リンク先]に指定する内容 アドレスの最初の部分と、ページ名が入力されているセル番地を「&」でくっつければURLになります。
もちろん、アドレスの最初の部分はダブルクォーテーションで囲みます

[別名] [別名]は省略できるので、設定しても設定しなくてもOK。
今回は省略することにしてみます。
[OK]ボタンをクリックすると、

HYPERLINK関数でURL生成完了 「https://」や「http://」から始まるアドレスの最初の部分と、セルに入力されているページ名をくっつけてURLを生成し、それをリンクの状態で表示させることができました!
残りのセルには、オートフィルで数式をコピーすればOKです!

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