セルに入力されている数字が、奇数か偶数かを調べたい場合、ISODD関数かISEVEN関数を使います。
奇数なの?ISODD関数
奇数かどうかを調べるのがISODD関数。
ISODD関数の引数はこのようになります。
今回はA6番地に、A1番地の数字が奇数かどうかを表示させたいです。
となると、A6番地に入力する数式はこのようになります。
というわけで、この数式をA6番地に直接手入力するか、またはダイアログボックスを使う下記の方法で数式を入力します。
まずは答えを表示させたいA6番地を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。
関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
今回はISODD関数を使いたいので、一覧から「ISODD」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。
ちなみに、この一覧から「ISODD」を選択する際、「ISODD」の頭文字である「I」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。
前のダイアログボックスで「ISODD」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されます。
[数値]欄には、奇数かどうかを調べたい数字が入力されているセルを指定します。
今回は、A1番地の数字が奇数かどうかを調べたいわけですから、[数値]欄に文字カーソルがある状態で、
A1番地をクリックすると、[数値]欄に「A1」と指定することができました!
これで指定は終わりなので、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。
A1番地の数字が奇数かどうかを表示させることができました!
って、答えが「TRUE」って書いてあるんだけど?
そうなんです、この関数は答えを「TRUE」または「FALSE」で表示します。
TRUE | その通りだよ |
---|---|
FALSE | 違うよ |
ISODD関数は「奇数なの?」と聞く関数です。
今回は「A1番地は奇数なの?」とExcelさんに聞きました。
A1番地には「9」、つまり奇数が入力されているので、「その通りだよ」の「TRUE」が表示されたというわけです。
スポンサーリンク
偶数なの?ISEVEN関数
偶数かどうかを調べるのがISEVEN関数。
ISEVEN関数の引数はこのようになります。
今回はB6番地に、A1番地の数字が偶数かどうかを表示させたいです。
となると、B6番地に入力する数式はこのようになります。
というわけで、この数式をB6番地に直接手入力するか、またはダイアログボックスを使う下記の方法で数式を入力します。
まずは答えを表示させたいB6番地を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックします。
関数を指定するためのダイアログボックスが表示されるので、[関数の分類]で「すべて表示」を選択すると、すべての関数が[関数名]欄にABC順で表示されます。
今回はISEVEN関数を使いたいので、一覧から「ISEVEN」をクリックで選択し、[OK]ボタンを押します。
ちなみに、この一覧から「ISEVEN」を選択する際、「ISEVEN」の頭文字である「I」のところまで、一瞬でスクロールする技を使うと便利です。
前のダイアログボックスで「ISEVEN」を選択して[OK]ボタンをクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されます。
[数値]欄には、偶数かどうかを調べたい数字が入力されているセルを指定します。
今回は、A1番地の数字が偶数かどうかを調べたいわけですから、[数値]欄に文字カーソルがある状態で、
A1番地をクリックすると、[数値]欄に「A1」と指定することができました!
これで指定は終わりなので、ダイアログボックス右下の[OK]ボタンをクリックします。
A1番地の数字が偶数かどうかを表示させることができました!
ISEVEN関数でも、答えは「TRUE」または「FALSE」で表示されます。
TRUE | その通りだよ |
---|---|
FALSE | 違うよ |
ISEVEN関数は「偶数なの?」と聞く関数です。
今回は「A1番地は偶数なの?」とExcelさんに聞きました。
A1番地には「9」、つまり偶数ではない数字が入力されているので、「違うよ」の「FALSE」が表示されたというわけです。
どっちの関数を使うべき?
さて、ここで落ち着いて考えてみると、どちらの関数を使っても奇数か偶数かを調べることができます。
例えば「奇数なの?」とExcelさんに聞くISODD関数を使った場合、「そうだよ」の「TRUE」が表示されれば奇数だし、「違うよ」の「FALSE」が表示されれば、奇数ではないことになるので、それはつまり偶数のことだからです。
ただどちらを主体にして考えた方が操作しやすいのかで使い分ければいいと思います。
「奇数なの?」と聞いた方が考えやすければ、ISODD関数を使えばいいですし、「偶数なの?」と聞いた方が考えやすければ、ISEVEN関数を使う、という感じです。
でも、「結局のところ、この関数って何のためにあるの?」って思いませんでした?
「奇数なのか偶数なのかを調べて、いったい何のためになるの?」みたいな。
確かに。
でもですね、一行おきに何かしたい!といったときにこの関数が活躍してくれるんです。
「一行おきに色付け」で実用的な使い方をご紹介していますヨ。