テーブルとは

アンケート集計や、名簿、受注リストなどなど、1行に1件分ずつ、何件分も入力したデータがあるなら、

テーブルに変身させるだけで、「こんなに便利なの？！」というくらいの変貌を遂げます。
どんな変貌を遂げるのか、早速見ていきましょう！

テーブルに変身させるだけで、1行おきに色違いにできます。
もちろん、色をつけないようにしつつテーブルにすることもできます。

テーブルにしておくだけで、下にスクロールして見えなくなった見出しが、列番号のところに表示されます。
ウィンドウ枠の固定をしなくてもいいんです！
でも、左右のスクロールで固定したい列がある場合はウィンドウ枠の固定が必要です。

データを追加したいときは、

一番後ろに、データを1つ入力するだけで、

勝手にテーブル範囲が伸び、前の範囲に書式設定や入力規則、関数が設定されていたら、それも自動的にコピーされます。
この自動で伸びるというのはものすごいメリットで、応用編としてVLOOKUP関数や、ドロップダウンリスト、ピボットテーブルなどに活用すると、データが追加されたときの設定のし直しを減らせます。

テーブルに変身させるだけで、見出しにこのようなボタンが表示され、

テーブルにした後に設定した数式は、セル番地ではなく、見出しの名前で数式が設定されるので、どんな内容の計算なのかが分かりやすくなります。

ワンタッチで全体の合計や平均などの集計ができます。

私はテーブル機能を使いまくってますが、中には使い慣れないので、やっぱりテーブルじゃない状態の方が落ち着くなという方もいらっしゃるかも。
そういう場合には、データはそのまま、テーブル機能だけを解除することも簡単です。

1行に1件分ずつ入力して、何件分も入力したデータの集合体を、「データの集合体」とは言わずに「データベース」と言います。
テーブルというのは、「データの集合体」である「データベース」を見やすく使いやすくする機能なわけです。
ところが、データベースを作るためには「余計なタイトルくっつけるな」とか、いくつかお作法があるので、テーブルどうこうの前に、そもそもデータを入力していく時点でのお作法は必ず知っておきましょう。