コピーと移動で最初に覚えるべき方法
- Excel 2019, 2016, 2013, 2010
- Office 365
(copy-drag.xlsx 9.59KB)
スポンサーリンク
Excelでは、移動やコピーの操作に、何通りかの方法がありますが、Excelの基礎を叩き込むためにも、最初に覚えるべきは、これからご紹介するドラッグの方法です!
スポンサーリンク
移動のポイントはマウスポインタの形のみ!
それでは最初に移動の操作から。
今回は、A3番地のものを、C1番地に移動してみます。
移動したいA3番地を選択すると、
選択したセルは、太枠で囲まれます。
この太枠のいずれかにマウスポインタを合わせると、マウスポインタが図のような手裏剣っぽい十字型に変わります。
マウスポインタを太枠に合わせる際、右下のポッチのところにだけは合わせてはいけません。
右下のポッチは、オートフィルという、まったく違う操作のときに使うところだからです。
選択したセルの太枠にマウスポインタを合わせ、マウスポインタが手裏剣っぽい十字型になったら、
移動したいところに向かってドラッグします。
ドラッグ中に表示される太枠が、移動したい先のセルに来たら、ドラッグをやめると、
セルを移動することができました!
ドラッグでの移動は、ズルズルと引きずって持って行くイメージです!
複数セルの移動も操作は同じ
今度は複数のセルを一気に移動してみましょう。
まずは移動したいセルを範囲選択します。
選択したセルの外周は、太枠で囲まれるので、
この太枠のいずれかにマウスポインタを合わせると、マウスポインタが図のような手裏剣っぽい十字型に変わります。
マウスポインタを太枠に合わせる際、右下のポッチのところにだけは合わせてはいけません。
右下のポッチは、オートフィルという、まったく違う操作のときに使うところだからです。
選択したセルの外周の太枠にマウスポインタを合わせ、マウスポインタが手裏剣っぽい十字型になったら、
ドラッグでズルズルと引きずって、移動したいところに持って行きます。
移動中、移動先を示す太枠が表示されるわけですが、移動するセル範囲が大きければ大きいほど、どこに移動するんだか分かりづらくなります。
そんな時は、ドラッグ中に表示される、移動先を示す太枠のうち、左上のセルがどこに来るかというのを基準にして見ておくと、分かりやすいです。
ドラッグ中に表示される太枠が、移動したい先のセルに来たら、ドラッグをやめると、
セルを移動することができました!
コピーの操作はこのキーを付け加える
今度は、コピーの操作をしてみます。
今回はC1番地のものを、B10番地にコピーしてみましょう。
コピーしたいC1番地を選択し、
選択したセルの太枠にマウスポインタを合わせ、マウスポインタが手裏剣っぽい十字型になったら、
[Ctrl]キーを押したままドラッグします。
ドラッグ中は「コピー中だよ」という合図で、マウスポインタに[+]のマークが付いています。
ドラッグ中に表示される太枠が、コピー先のセルに来たら、ドラッグをやめるとコピー完了!
この時、マウスでのドラッグの手を離してから、[Ctrl]キーを押している手を離す、ということを意識すると、失敗なく操作できます。
合い言葉は、「マウス離してキー離す」です!
セルをコピーすることができました!
そして、今見ていただいたように、ドラッグでの移動の操作に[Ctrl]キーを加えるとコピーになります。
「あれ?何キーだっけ?」という方は、「Copy(コピー)と[Ctrl]、頭文字が同じだから[Ctrl]キー」と覚えるのがおすすめです!
移動やコピーに合わせて数式が変わってくれる
現在、F4番地には、「中央区」の回答数と無回答数を足した、「=D4+E4」という数式が入力されています。
これを踏まえた上で、
この表を、A4番地を先頭とする範囲に移動してみます。
すると、先ほどまで「=D4+E4」という数式が入力されていたはずの中央区の調査総数のセル、D5番地の数式は、自動的に「=B5+C5」に変わっています!
Excelでは、「=D4+E4」という数式の裏で、「この総数欄の2つ左のセルと、1つ左のセルを足してね」という風にも考えているので、表を移動しても、「この総数欄の2つ左のセルと、1つ左のセルを足してね」という考えが働き、自動的に「=B5+C5」に数式が変わってくれて、何も修正しなくても表が機能してくれている、というわけです。
Excelでとても大切な相対参照という仕組みのおかげです!
スポンサーリンク