セルの書式設定 基本のキ(配置編)

解説記事内の画像はExcel 2013のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2013, 2010, 2007
練習用ファイル
(format-cells-alignment01.xlsx  10.5KB)
セルの書式設定 基本のキ(色編)」の続きの方は、
色編で最後まで操作した練習ファイルをそのまま使えます。

セルの書式設定 基本のキ(色編)」の続きです。
今回は下図のような表を、もっと見やすく、キレイにするために、
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-01

こんな風に、表の項目にあたる文字の、配置を設定してみます。
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-18

ここでも大切なポイントは、やっぱりフォント編罫線編色編の時と同じです!

ここに(範囲選択)
コレする(ボタンなどを押して書式設定)

垂直方向での文字の配置

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-02 まずはこれからの作業の結果が分かりやすくなるように、4行目の行の高さを高くします。

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-03 現在、B4番地からD4番地までに入力されている文字は、セル内で上詰めにあるわけでもなく、下詰めにあるわけでもなく、垂直方向(縦方向)で中央に配置されています。

セル内の、垂直方向(縦方向)での文字の位置を変えるのが、[ホーム]タブ、[配置]グループにある、この3つのボタンです。
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-04

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-05
今回はB4番地からD4番地までの文字の位置を変えたいので、まずはB4番地からD4番地までを範囲選択します。

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-06
[上揃え]をクリックすると、セル内の文字が上詰めになりました!

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-07
同じくB4番地からD4番地までが範囲選択された状態のまま、今度は[下揃え]をクリックすると、セル内の文字が下詰めになりました!

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水平方向での文字の配置

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-08 今度は水平方向です。
セル内の、水平方向(横方向)での文字の位置を変えるのが、この3つのボタンです。

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-09 同じくB4番地からD4番地までが範囲選択された状態で、[右揃え]をクリックすると、各セルの中で文字が右詰めになりました!

【Excel 2010, 2007】
Excel 2010, 2007では、このボタンの名前は[文字列を右に揃える]です。

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-10 同じくB4番地からD4番地までが範囲選択された状態で、[中央揃え]をクリックすれば、各セルの中で、文字が水平方向(横方向)で中央に配置されました!

セル内で文字を真ん中に

ここまで見て頂いたとおり、Excelでは、垂直方向(縦方向)での文字の配置はどうするか、水平方向(横方向)での文字の配置はどうするかを、それぞれ別々に設定できるようになっています

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-11 セルの中で文字をど真ん中に配置したいという場合には、[上下中央揃え]ボタンで垂直方向(縦方向)での文字の位置を真ん中にします。

そして更に、先程設定したばかりなので既に中央揃えになっていて、今はボタンをクリックする必要はないですが、[中央揃え]のボタンで水平方向(横方向)での文字の位置を真ん中にする、ということになります。

インデント

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-12 今度は、A6からA8番地と、A10からA11番地に作業を行うので、これらのセルを範囲選択します。

[インデントを増やす]をクリックすると、選択したセル内の文字が、先頭が揃ったまま1段階動きます。
【Excel 2010, 2007】 Excel 2010, 2007では、このボタンの名前は[インデント]です。
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-13

更にこのボタンをクリックしていくと、クリックの度に、先頭が揃ったまま、1段階ずつ動きます。
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-14

今度は[インデントを減らす]をクリックすると、先頭が揃ったまま、先程とは逆方向に1段階動きます。
【Excel 2010, 2007】 Excel 2010, 2007では、このボタンの名前は[インデント解除]です。
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-15

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-12 [インデントを減らす](インデント解除)をクリックしていき、インデントがかかっていない状態にしてみましょう。
(この作業を飛ばすと、次の動作確認でハマりますので、左の図のように、きちんとインデントがかかっていない状態にします。)

セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-16 さて、[インデントを増やす]ボタン([インデント]ボタン)は、先頭が揃ったまま、文字が右方向に動くので、[右揃え]とゴッチャになってしまう方がいらっしゃいます。

なので、ちょっと実験してみます。
先程のセルを範囲選択した状態で、[右揃え]ボタンをクリックしてみましょう。
[右揃え]は、各セルの右端に、文字の右端が揃います。
実際にこうして[右揃え]の状態を見てみると、インデントとの違いが分かります。

最後に、キレイに設定し直しましょう。
今は右揃えの状態になってしまっていますので、[左揃え]ボタンで文字を左側に揃えてから、下の図のようにインデントを設定してみます。
【Excel 2010, 2007】 [左揃え]ボタンの名前は[文字列を左に揃える]です。
セルの書式設定 基本のキ(配置編)の操作画像-17

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