円グラフの作成
- Excel 2016, 2013
(pie-chart.xlsx 9.56KB)
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グラフの作り方を覚えるなら、初めに縦棒グラフの作り方をマスターし、その次にこれからご紹介する円グラフの作り方をマスターすると、だいたいのグラフが作れるようになります!
今回は、縦棒グラフの作り方をご紹介している「グラフの作り方[これだけで縦棒・横棒・折れ線もOK!]」を既にお読みいただいていることを前提に進めていきますので、まだの方は初めにご覧ください。
今回は図のような表をもとに、受注数の合計を、
年代別に割合であらわした円グラフを作成してみます。
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円グラフ作成も範囲選択が重要
「グラフの作り方[これだけで縦棒・横棒・折れ線もOK!]」のとおり、Excelでグラフを作るためには、そのグラフの基となるデータがセルに入力されている必要があります。
そして、そのセルに入力したデータのうち、どの部分のデータを使ってグラフを作りたいのか、そのデータを範囲選択するのがポイント。
その際、グラフの完成形を頭に描きながら範囲選択します。
今回は、年代別の円グラフを作りたいわけですから、
年代が入力されているセルは範囲選択する必要があります。
そして、受注数の合計を、パーセンテージの割合であらわしたグラフにしたいのですが、
セルに入力したデータは、受注数の合計そのものの数字はあるものの、それが全体の何パーセントなのかを示した部分はありません。
でも、Excelさんは、実際の数字だけ分かれば、割合はグラフを作るときに勝手に計算してくれるので、受注数の合計そのものの数字を範囲選択すればそれでOK。
というわけで、グラフの基となるデータの範囲選択はこのようになります。
さてここで、縦棒グラフを作成した時には、表の項目名の部分も範囲選択したので、今回の範囲選択でも、A3番地やD3番地を範囲選択に含める必要があるのでは?と思った方がいらっしゃると思います。
ですが、今回作りたいグラフには、表のA3番地の「お客様年代」という言葉や、D3番地の「合計」という言葉を表示したいわけではないので、
項目名を含めず範囲選択したというわけです。
ですが、項目名を含めて範囲選択しても問題は起きません。
項目名を含めて範囲選択し、後の章でご紹介する手順でグラフを作ると、
グラフタイトルの部分に項目名が反映されるくらいの違いしか出ないからです。
そのグラフタイトルは後から好きなように変更できますので、問題でもなんでもありません。
ただし、項目名を範囲選択に含めるか含めないかにかかわらず、大切なのは、長方形になるよう範囲選択すること。
縦棒グラフの作成のときにも出てきたポイントです。
今回の場合は、離れた箇所を範囲選択しているので、その離れた箇所をくっつけた様子を頭の中で想像し、それが長方形になっていなければなりません。
範囲選択が長方形になっていないと、おかしなグラフができてしまうからです。
ですので、項目名を含めずに範囲選択したこの例の場合、選択した箇所をくっつけた様子を想像すると、
長方形になるのでOK。
項目名を含めて範囲選択したこの例も、選択した箇所をくっつけた様子を想像すると、
長方形になるのでOK。
ですが、片方は項目名を含めず、片方は項目名を含めた、このような範囲選択になってしまうと、選択した箇所をくっつけた様子を想像したときに、
デコボコになってしまうので、NGということになります。
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あとはボタンを押すだけ!
グラフの基となるデータを、長方形になるよう範囲選択したら、
[挿入]タブ、[グラフ]グループにある、[円またはドーナツグラフの挿入]ボタンをクリックすると、
一覧が表示され、更に具体的な円グラフの種類が選べるようになっています。
[2-D 円]の分類は、平面的な円グラフ、[3-D 円]の分類は、立体的な円グラフ、[ドーナツ]の分類は、真ん中が空洞になっているグラフです。
今回は平面的な円グラフで、もっとも一般的な[円]をクリックで選択します。
円グラフを作ることができました!
作りたいグラフに合わせて範囲選択を変える
今回は、受注数の合計を、年代別の割合であらわした円グラフにしたかったので、グラフの基となるデータの範囲選択はこのようになりましたが、
もし、受注数の合計ではなく、浴室だけの受注数を円グラフにしたければ、このような範囲選択になります。
どんなグラフを作りたいかによって、範囲選択を変える必要があるわけですね。
円グラフ作成のポイント
ここまでで、円グラフ作成のポイントは、縦棒グラフの作成のときと全く同じだ!ということ、お気付きいただけたでしょうか?
- あらかじめ、グラフの基となるデータをセルに入力しておく
- グラフの基となるデータは、長方形になるよう範囲選択する
さぁ、ここまでが円グラフを「作る」工程。
これからこのグラフを、
こんな風に「編集」していくわけですが、「難しそう」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、「グラフ編集操作の覚え方【Excel 2016・2013編】」をご覧いただくと、グラフの編集操作をスムーズに覚えていただくことができますし、自分が知らない操作でも、このボタンを押せばいいのでは?と検討をつけることさえできるようになります!
が、しか〜し!
グラフはたくさんの部品に分かれているので、各部の選択の仕方を知らないと、その編集操作がおぼつきません!
というわけで、まずは様々な操作に必須の、グラフ各部の選択をマスターすることが先決です!
「たくさんの部品で1つのグラフ!グラフ各部の選択」のページに進んでいきましょう!
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