ユーザー定義の表示形式の記号まとめ

解説記事内の画像はExcel 2016のものですが、操作方法は下記のバージョンで同じです。
  • Excel 2016, 2013, 2010

このページでは、当サイトで使い方を詳しくご紹介している、ユーザー定義の表示形式の記号をまとめてみました。
早見表としてお使いください。

【記号の種類】

日付・曜日に関する、ユーザー定義の表示形式の記号

下記の記号の詳しい使い方をご紹介しているのはこちらです。

ユーザー定義の表示形式で使う記号は、半角で入力するのがお約束です。

y 西暦の年の1桁をあらわします。 yyyy」で西暦を4桁で表示します。(例:2001)
yy」で西暦を2桁で表示します。(例:01)
g 元号をあらわします。 g」で、元号をアルファベット1文字で表示します。
(例:昭和なら「S」、平成なら「H」)

gg」で、元号を漢字1文字で表示します。
(例:昭和なら「昭」、平成なら「平」)

ggg」で、元号をフルネームで表示します。
(例:「昭和」、「平成」)
e 和暦の年の1桁をあらわします。 e」で和暦の年を1桁で表示します。
(但し、平成32年のような2桁の年は、自動的に桁が増えて2桁で表示されます。)

ee」で和暦の年を必ず2桁で表示します。
m の1桁をあらわします。 m」で月を1桁で表示します。
(例:3月なら「3」)
(但し、12月のような2桁の月は、自動的に桁が増えて2桁で表示されます。)

mm」で月を必ず2桁で表示します。
(例:3月なら「03」)
d の1桁をあらわします。 d」で日を1桁で表示します。
(例:5日なら「5」)
(但し、25日のような2桁の日は、自動的に桁が増えて2桁で表示されます。)

dd」で日を必ず2桁で表示します。
(例:5日なら「05」)
aaa 曜日略の形で表示します。 (例:木)
aaaa 曜日フルネームで表示します。 (例:木曜日)

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数値に関する、ユーザー定義の表示形式の記号

下記の記号の詳しい使い方をご紹介しているのはこちらです。

ユーザー定義の表示形式で使う記号は、半角で入力するのがお約束です。

# 数値の1桁
表示形式で設定した桁以上の数字がセルに入力された場合には、自動的に桁を増やして表示してくれます。
ゼロの時には、そのゼロを表示しない
0 数値の1桁
表示形式で設定した桁以上の数字がセルに入力された場合には、自動的に桁を増やして表示してくれます。
ゼロの時には、そのゼロを表示します

下記の詳しい使い方をご紹介しているのはこちらです。

千円や百万円未満の桁を省略表示24 桁の多い数字を「千単位」で表示し、それ未満の桁を省略して表示させるには、記号の最後に付けるカンマがポイント。

千円や百万円未満の桁を省略表示26 桁の多い数字を「百万単位」で表示し、それ未満の桁を省略して表示させたい場合は、記号の最後に付けるカンマが2つとなります。

千円単位・百万円単位で、なおかつ小数第1位まで表示04 桁の多い数字を、「千単位」で、なおかつ小数第一位まで見えるように表示させるには、「千単位」の表現に、小数点と、小数第一位を表す桁を加えます。

千円単位・百万円単位で、なおかつ小数第1位まで表示05 桁の多い数字を、「百万単位」で、なおかつ小数第一位まで見えるように表示させるには、「百万単位」の表現に、小数点と、小数第一位を表す桁を加えます。


下記の詳しい使い方をご紹介しているのはこちらです。

ユーザー定義の表示形式(マイナスと0(ゼロ)編)29 セルに入力されている数字が、プラスの場合、マイナスの場合、ゼロの場合のそれぞれで表示形式を変えたい場合には、図のような順番で設定し、それぞれを「セミコロン)」で区切って設定します。

ユーザー定義の表示形式(マイナスと0(ゼロ)編)41 色を設定したい場合には、表示形式の先頭に、設定したい色を角括弧で囲んで表現します。
この時の色の指定は、色の名前を設定する方法と、色の番号を設定する方法の2種類があります。

色の名前角括弧で囲んで設定する方法では、黒・緑・白・青・紫・黄・水・赤が設定できます。
色の番号角括弧で囲んで設定する方法では、色1〜色56が設定できます。
各番号の色がどんな色なのかは、「ユーザー定義の表示形式で使える56色まとめ」をご覧ください。
この時、「色」という漢字は全角でしか入力できないので、全角になるのは当然ですが、色番号の数字はもちろん半角で入力しますヨ。

上記のお約束を合わせて表現すると、このようになります。
もちろん、色を設定したくない場合には、色を記述する必要はありません。
ユーザー定義の表示形式(マイナスと0(ゼロ)編)42

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その他の、ユーザー定義の表示形式の記号

ユーザー定義の表示形式で使う記号は、半角で入力するのがお約束です。

* アスタリスク ハイフンをズラっと並べたり、デコボコ表示を解消!ユーザー定義の表示形式・繰り返し記号」参照

ユーザー定義の表示形式(繰り返し記号編)25 指定した文字を、セルいっぱいに埋まるまで、繰り返したい時に使うのが「アスタリスク)」。
アスタリスクの直後に指定した文字が、セルいっぱいに埋まるまで、繰り返し表示されます。
ちなみに、アスタリスク直後の、繰り返しに指定できる文字は、半角1文字だけで、全角文字は指定できません。
また、「この文字とこの文字を繰り返してね」といった、複数文字を繰り返させることはできません。

ユーザー定義の表示形式では、次章にあるように、そのまま表示したい文字の前後をダブルクォーテーションで囲むというお約束があります。
ですが、この「(アスタリスク)」の直後に指定する、繰り返したい半角1文字については、ダブルクォーテーションで囲む必要がありません
むしろ、ダブルクォーテーションで囲むことでエラーメッセージが表示されてしまい、うまく設定を完了することができなかったりします。

共通のお約束

ダブルクォーテーションで囲まなくても、そのまま表示される特別な記号

ユーザー定義の表示形式で使う記号は、半角で入力するのがお約束です。

/ スラッシュ ユーザー定義の表示形式で日付の見せ方自由自在!日付の2桁表示も」参照
( ) 丸括弧始まり

丸括弧終わり
曜日の表示形式で、曜日の自動表示もおまかせあれ!」参照
, カンマ 「円」や「個」などの単位を数字と一緒に表示させたい」参照
- マイナス
ハイフン
マイナスや 0(ゼロ)の表示をカスタマイズ」参照
  スペース マイナスや 0(ゼロ)の表示をカスタマイズ」参照

このページでご紹介している記号は、当サイトで使い方をご紹介している記号ばかりですので、他にもユーザー定義の記号があります。
使い方をご紹介するページが増えるごとに、このページも更新していきます!

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