エクセルで表の作り方|Excel初心者さんのための表作成の手順
- Excel 2016, 2013, 2010
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表の作り方で、悩んでいるみたいですね?
もうどこから手をつけていいのか分からなくて。
自分がやると、間違ったことをしてしまうのでは・・・という漠然とした恐怖感もあって。
それなら一回、私の表の作り方を、動画で見てみませんか?
「なんだ、表なんてとっととできるんだ」と思いますヨ。
そのあとで、それぞれの操作のポイントをマスターしていきましょう!
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表の作り方の動画
まずは表が完成するまでの動画を見てみましょう!
たった6分で表が完成しています。(YouTubeサイトに移動して見たい方はこちら)
さてここから、Excelでの基本的な表の作り方に入っていきますが、ここでは「表を作ること」に必要なポイントだけを押さえていきますので、「最低限の感覚だけつかめれば、それでOK」という方向けです。
「しっかりExcelを根本から学びたい!」という方は、これ以降には進まずに、「Excel基礎講座」がおすすめです!
表作成の手順
Excelでの表作成は、大きく分けて3つの手順で進めればOK。
気が焦るばかりに、見栄えを整えることを早い段階でやってしまったりしますが、二度手間や効率のことを考えると、見栄えを整えるのは、入力や計算の設定をした後です。
[手順1]データを入力
まずはタイトルや表の項目を入力します。
入力する時のポイントは、キーボードの[Enter]キーでの確定。
[Enter]キーでの確定には2つの意味があり、これはしっかり覚える必要があるので、下記のページでがっちりマスターします!
「4月、5月、6月・・・」といった連続したデータは、オートフィルという方法で簡単に入力できます!
次は、計算のもととなるデータを入力します。
「計算のもととなるデータ」と聞くと、難しく思えてしまうかもしれませんが、ようは、「計算して出す部分」と「そのもととなる部分」とに分けて考え、入力が必要なのは「計算のもととなる部分」です。
今回の例だと、「実績合計」は、「4月」から「6月」までのデータの合計。
合計は計算で出しますので、そのもととなる「4月」から「6月」までのデータが、「計算のもととなるデータ」。
というわけで、「4月」から「6月」までのデータは手入力となります。
そして、「達成率」は、「目標に対して、実際はどうだったかの割合」です。
割合は割り算で出すので、「達成率」は「計算して出す部分」ということになります。
そして、その「達成率」の計算は、今回の例だと「「3ヶ月目標」に対して、「実績合計」はどうだったかの割合」なので、「達成率」計算のもととなるデータは、「実績合計」と「3ヶ月目標」になりますが、「実績合計」はそもそも「4月」から「6月」までの合計で、計算して出す部分なので、手入力するのは「3ヶ月目標」だけになります。
[手順2]計算
計算で一番よく使われると言っても過言ではないのが合計。
今回の例では、「実績合計」欄と、「総合」欄で合計を出しています。
Excelには、「合計出して」「平均出して」といった、各種計算の「お願いの仕方」があり、そのお願いの仕方のことを「関数」と言います。
「合計出して」とExcelにお願いする仕方を「SUM関数(サムかんすう)」といいます。
SUM関数など、最初に知っておくべき関数の操作方法については、下記のページでかなり細かく図解しながら解説しています!
関数って、やたらいっぱいあるみたいなんですけど、全然知らないんです。
確かに関数は数百種類あります。
ですが、私の知る限り、全部の関数を使いこなしている人なんていないです。
もちろん私だって、数百種類全部を知っているわけではありません。
最初は関数の基本をマスターして、その後は「こんなことしたいな」という自分の希望に合わせて、それができる関数を覚えればいいだけ。
関数の基本だけマスターしておけば、あとは新しい関数をマスターするときも、自分の力で調べて対応できるから大丈夫です!
入力した関数の数式を、他のセルにコピーするときにもオートフィルが便利です。
そしてこのオートフィルには、相対参照という、Excelを使う上で最大級に重要な考え方が詰まっています!
そして、足し算・引き算・掛け算・割り算という、いわゆる「四則演算」は、ものすごくシンプルな方法で計算できます。
今回の例では、「達成率」で割り算を使っています。
足し算・引き算・掛け算・割り算という「四則演算」は、下記のページでマスターできます!
合計を出す「SUM関数」と、「足し算」って違うのですか?
合計を出す「SUM関数」を使ったとしても、「足し算」したとしても、もちろん答えは同じになります。
ただ、操作方法が違うだけで、「SUM関数」は、「ここからここまで足しちゃって!」という操作方法なので、足すものがいっぱいある時に楽チンなんです。
四則演算の「足し算」だと、「これとこれを足して」という風に、足すものが少ないときは手っ取り早くて便利です。
ですがその逆に、足すものがいっぱいだと、四則演算は「これと、これと、これと、これと、これを足して」という操作方法になるので、「ここからここまで足しちゃって!」のSUM関数の方が、すぐに計算できるというわけです。
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[手順3]見栄えを整える
小数で見えている数字を%で見せたり、小数点以下を何桁まで見せるかの調整、日付を西暦で見せるのか和暦で見せるのかといった、「データの見せ方」のことを表示形式と言います。
今回の例では、最初はこのように見えていたデータを、
表示形式を調整することで、このように見せています。
表示形式は、ある程度はボタンを使ってすぐに設定できるようになっていますが、更に自分の思い通りに設定するには[セルの書式設定]ダイアログボックスを使って設定します。
これらは、下記のページでマスターできます!
また、日付に関しては、入力にとても重要なポイントがありますので、これは必ずマスターしましょう!
見栄えを整えるために、センスのあり/なしは心配ご無用です。
Excelには、文字の形(フォント)や、色の組み合わせなどがセットになった「テーマ」という機能があるので、好みのテーマを設定しておけば、見栄えがバラついた印象になることはありません。
罫線も、表示形式と同様に、ある程度はボタンを使ってすぐに設定できるようになっていますが、更に自分の思い通りに設定するには[セルの書式設定]ダイアログボックスを使って設定します。
今回の例では、色つきの罫線を設定しているので、ダイアログボックスの方法しか使っていませんが、ボタンですぐに設定する方法も覚えておくと便利です。
Excelの表を、さらに見やすく整えるなら、列の幅や行の高さを整えると、格段に見栄えします。
[手順4]ページ設定
手順3までで表としては完成していますが、もし印刷の必要があるなら、用紙にきれいに収まって印刷されるよう、ページ設定をします。
以上が、基本的な表の作り方です♪
意外とあっさりしてましたね〜。
動画を最初に見ていただいたことで、「表作成ってたいしたことないんじゃない?」と思っていただけたからだと思います。
でも、ここからExcelの応用力を付けていくためには、土台となる基本をしっかりマスターしておく必要があります。
基本をしっかり学べる「Excel基礎講座」もぜひご覧ください!
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